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NATO米代表、ミサイル開発でロシアに警告 破壊措置も示唆

2018-10-03 07:56:00 | 軍事・兵器・訓練演習・自衛隊

NATO米代表、ミサイル開発でロシアに警告 破壊措置も示唆

2018年10月3日 / 02:28   REUTERS

北大西洋条約機構(NATO)米代表部のハッチソン大使


[ブリュッセル 2日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)米代表部のハッチソン大使は2日、

ロシアが禁止対象の巡航ミサイルシステムを開発しているとし、開発を中止しなければ、

米国が破壊活動に出ると警告した。


米国の主張によると、ロシアは1987年に米ソが締結した中距離核戦力全廃条約の禁止対象となる

地上発射ミサイルシステムを開発中。同システムは欧州を核ミサイルの射程内に収めるという。


ハッチソン大使は、米国は外交的解決を目指しているとする一方、ロシアの中距離ミサイルシステム開発が

続けば軍事攻撃も検討する用意があると指摘。「加盟国の攻撃が可能な(ロシアの)ミサイル除去の

可能性について検討することになるだろう」と述べた。


ロシアのタス通信によると、ロシア外務省のザハロワ報道官は、こうした発言は非常に危険であるとの

見解を示し、外務省は米政府に対し詳細な回答を送付することを明らかにした。