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激震朴槿恵政権:崔順実氏肝いりのイベント、朴大統領は頻繁に出席

2016-10-31 13:51:49 | 韓国朴槿恵

崔順実氏肝いりのイベント、朴大統領は頻繁に出席

 2016/10/28 09:29  朝鮮日報

 朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友の女性、崔順実(チェ・スンシル)氏による国政介入疑惑に関連して、朴大統領は別名「崔順実チーム」が手がけた「文化隆盛プロジェクト」提示事業の関連行事に頻繁に登場していた。


 崔順実チームが最も力を入れていた事業は、総事業費400億ウォン(約37億円)という「文化創造センター建設」だ。この事業は実際にソウルと京畿道一山、済州島西帰浦をつなぐ「文化創造融合ベルト」という名称で規模を拡大して推進されていた。朴大統領は昨年2月、ソウル市麻浦区の総合エンターテインメント企業CJ E&Mで行われた「文化創造融合ベルト発足式」に自ら出席して祝辞を述べた。この発足式では同事業の第一段階である文化創造融合センターもオープンした。


 朴大統領は祝辞で、「文化コンテンツ産業は『21世紀の錬金術』」「文化コンテンツ産業は想像力とアイデアがそのまま商品になる創造経済を代表する産業であり、ほかの産業に創造的インスピレーションを与え、新たな付加価値を生む」と語っていた。同プロジェクトの第二段階である「文化創造ベンチャー団地」開所式にも朴大統領は来ていた。


 崔順実氏は関連文書に、海外において韓国の国家イメージを促進するとして、「韓服コラボ・ファッションショー」の名目で事業費30億ウォン(約2億7000万円)と書いていた。大統領府の別棟で昨年10月、韓服特別展が開かれたが、これにも朴大統領が出席し、「時代に合わせて発展させ、韓国国民はもちろんのこと、世界の人々にも愛される新たな文化商品になれば」と語っていた。


 朴大統領は崔順実チームが作った「ヌルプム健康体操」のデモンストレーションも自ら行った。この体操は同チームのチャ・ウンテク氏とミス・コリアのチョン・アルムさんがコラボして作ったとされている。朴大統領は2014年11月、ソウル・オリンピック公園体操競技場で開かれた「ヌルプム健康体操」のデモンストレーションを見た後、動きを教わって実際に体操をするなどした。


 このほかにも、朴大統領は今年4月に韓流スターの俳優ソン・ジュンギさんと一緒に韓国料理文化館開館式に出席したが、これも「韓国料理のグローバル化」の一環で、崔順実チームが作成した文書に主力事業の一つとして登場している。

元ミスコリアが暴露「文化体育観光部とチャ・ウンテクはグル」

「『ヌルプム体操』私に押し付けた」

 「朴大統領の前で『ヌルプム体操』のデモンストレーションをしたところ、『あれが体操なのか』と批判された。文化体育観光部(省に相当)の職員が記者たちに『電話が来たら事が面倒になるかもしれないので、チョン・アルムさんが提案したことにしよう』と言った。『常識的に考えてそれがまかり通るのか』と言ったが、『世論が余計に悪化するかもしれないので隠そう』と言われた」


 2014年に国民生活体操「ヌルプム体操」を作ったとされている元ミスコリアのスポーツ・トレーナー、チョン・アルムさん(35)は30日にインタビューで「14年夏にミュージックビデオ監督のチャ・ウンテク氏が(PSYの世界的ヒット曲)『江南スタイル』のように国民全員が楽しめる、活気あふれる体操を作ってほしいと提案した。チャ・ウンテク氏の会社で振付師も選んでくれたし、ヌルプム体操という名前もコンセプトもすべて決めてくれた。それに合わせて動きを覚えた」と暴露した。


 チョン・アルムさんの暴露は、昨年4月に金鍾徳(キム・ジョンドク)同部長官=当時=が国会の教育文化体育観光委員会に出席し、「チョン・アルムさんからコンタクトしてきた。我々から先にコンタクトしたわけではない。チョン・アルムさんと確認をした。我々は体操を作っていない」と述べたのと全く違う。

うそをつくよう強要した職員について質問が及ぶと、チョン・アルムさんは「固定電話の番号に連絡が来たので名前は覚えていないが、文化体育観光部の書記官か事務官と話した。通話履歴を調べるというならいつでも応じる。当時の体育政策官、体育振興課長などみんなグルだった」と語った。

 

 チョン・アルムさんは、自身が体操の製作者に選ばれたことについて、「2001年にミス・コリア・ソウル善(準ミス)になったので、国がやろうとしていることとイメージに合っていたのと、スポーツ・トレーナーとして15年間のキャリアがあるから資格条件が十分だったのだろうと思った」と言った。ミュージックビデオなどの映像監督として有名なチャ・ウンテク氏だからこそ、各業界のトップたちが集まって作品を作れたと考えたということだ。

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