米補佐官「時間ない」 北朝鮮問題、衝突に危機感
2017.12.3 11:12 産経新聞
マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は2日、核・ミサイル開発を進める北朝鮮の金正恩政権が「米国と世界に
とって最大の差し迫った脅威」であり、問題を早急に解決しなければ武力衝突に「どんどん近づいていく。あまり時間は残されて
いない」と強い危機感を示した。
西部カリフォルニア州で開かれた安全保障に関する会合で語った。「ミサイルを発射し核実験をするたびに成功でも失敗でも
技術が上がっていく。そしてわれわれへの脅威が増す」と指摘した。
一方、韓国で多くの人命が犠牲にならずに済む軍事攻撃オプションは存在しないと強調、国際社会が一致して北朝鮮に強い経済的
圧力をかける必要性を訴えた。
特に中国に対し、国連安全保障理事会決議に基づく制裁以上の圧力をかけるよう要求。
そうすることが「ますます中国の利益になる」と語った。
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2017年12月04日 10時32分 読売新聞