映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『NO』

2015年06月20日 | Weblog
よい

パブロ・ラライン 監督
ガエル・ガルシア・ベルナル、アルフレド・カストロ、アントニア・セヘルス、ルイス・ニェッコ、マルシアル・タグレ、ネストル・カンティジャーナ、ハイメ・バデル、パスカル・モンテーロ 出演

1988年、ピノチェト独裁政権下のチリ。ピノチェト大統領の続投に対して、信任(YES)か不信任(NO)かを問う国民投票が行われようとしていた。そんな時、敏腕広告マン、レネ・サアベドラのもとに友人で“NO”陣営の中心人物でもあるウルティアがCM制作の依頼にやってくる。投票までの27日間、両陣営に対し1日15分間のテレビ放送枠が許されたためだが、選挙自体が独裁への批判をそらすための出来レースと冷めた見方のレネは気乗りしない。それでも引き受けることを決意したレネは、プロのプライドを懸けてCMづくりに奮闘する。しかし出来上がったCMは、そのあまにも能天気な内容にNO陣営の幹部は眉をひそめるばかりだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348796





そこまで笑えるような要素はないが、おもしろい。

主人公と、勤める会社の社長との関係が心憎い。ありがちな金や権力でのゆさぶりをかけてくるが、戦いのルールは守っているのだ。

主人公と嫁さんが別居しているのはわかるが、その別居先に別の男性がいるのがよくわからない。

退屈な正論ばかりを訴えるのではなく、広告屋の流儀で進めようとするところがいい。仲間内でもぶつかることもあるが。


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