Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

クラシックコンサート:ジャニーヌ・ヤンセン(Violin)、ガヴリリュク(Piano)ほか@Hertz(ユトレヒト)

2017-09-24 10:23:22 | Concert
楽しみにしていたコンサートへ行ってきました。ジャニーヌ・ヤンセン(Violin)、アレクサンダー・ガヴリリュク(Piano)、Torleif Thedéen (チェロ)のコンサートです。
場所はユトレヒトのVredenburgのHertzというホールです。このホールは初めてです。クラシック向けの少し小さめのホールで、Vredenburgの複合音楽施設の中にあります。全体がよく見えるようにとバルコニー席の一列目にしたのですが、ちょっと失敗でした。前のフェンスが欧米人の体形に合わせてあるので高く、背の高い人に比べて座高が低い私は、フェンスが邪魔して、ステージが3分の2くらいしか見えないのです。まあ前かがみになれば見えますけど、ずっとそうしているわけにはいきませんから。
こういう経験は他のホールでもあって、今後はチケットを買うときにもっと注意しなくちゃと思いました。
このホール、バルコニーの第一列目でなければ、すり鉢状になっているので、どの席でもステージはよく見える構造でした。
木目が基調のホールで落ち着いた雰囲気です。
さてコンサートですが、プログラムは、
Sjostakovitsj ピアノトリオ nr. 1
Prokofjev バイオリンソナタ nr. 2
Rachmaninov ピアノトリオ nr. 2
とロシアづくめでした。
ジャニーヌ・ヤンセンのバイオリン、ストラディヴァリウス「Barrere(バレール)」ですが、相性が良いのか、とてもよく鳴っていました。
いちばん良かったのは、ラフマニノフでした。かなり長い曲なんですが、ガヴリリュクのピアノがやはり良かったです。ガヴリリュクは人によって好みが分かれると思いますが、私は好きです。
たまに聞こえるチェロの深みのある音もとても気持ちよく耳に響きました。
ジャニーヌ・ヤンセンとアレクサンダー・ガヴリリュクの組み合わせは、二人のお互いへの信頼感が出ていていいです。
ガヴリリュクもオランダに住みだしたし、ヤンセンとのコラボレーションもこれから増えるといいなあと思います。


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