Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

OlafurEliasson展@Museum Boijmans Van Beuningen(ロッテルダム)

2016-06-26 11:29:43 | Wblog:お出かけMuseum
ロッテルダムへ行く用事があり、時間つぶしにMuseum Boijmans Van Beuningen(ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館)へ行ったら、Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)の「Notion motion」という展覧会をやっていたので見たら、すごく良かったです。おすすめです。
光を水面に当て、反射した光がスクリーンに映る白黒の模様が絶えず動き、なんともいえぬ感動を与えます。生と死のような、自然というものの根本の姿というようなものを、感じさせます。
最初の部屋は、木の床でできていますが、ところどころ浮いています。色といい、凹凸といい、なんとなく私は砂丘のように思いました。そして大スクリーンには常に動く、黒白模様。大気が常に動いていて、空の様相が常に変化するように、そこに自然を感じるのです。
写真は最後の部屋で、黄色いものはスポンジです。このスポンジはワイヤに吊り下げられていて、一定時間ごとに機械仕掛けで巻き上げられてポタンと水面に落ちます。すると波紋が広がって、スクリーンに映る黒白模様が大きく変化します。そして、波紋が小さくなるにつれて模様はどんどん違う形になっていき、変化し続け、落ち着きそうになったところで、またパタンと来ます。
まだ始まったばかりの展覧会なので、人は少なく、じっくりと鑑賞できました。こういうのって、美術館でしか見れないものです。
Olafur Eliasson(オラファー・エリアソン)は、デンマーク出身ですが、両親はアイスランド人です。1967年生まれです。
この展覧会は2016年9月18日までです。
体調は良好です。

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