今年のロッテルダム国際映画祭で見た二本目の映画は「Labour of Love」でした。
インドのカルカッタを舞台にしたインド映画で、監督はAditya Vikram Sengupta。会場に来ており、上映前に挨拶をしていました。彼の妻がプロデューサーで、彼女も来場していました。「お金を貯めて、貯まったら、少し撮影して、また貯めて、撮影してという繰り返しでした」と語っていました。
この映画、「景気後退により、失業率が上昇している」などのニュースを読む声が少し流れるだけで、そのほかの台詞がまったくありません。それゆえ、映像に集中して見ることができ、またその映像がじっくりと見る鑑賞にたえるものなのです。
最初は、女性が路地を歩く後ろ姿からはじまります。美しいインドの衣装をまとった女性で、見ていくうちに、どこかへ急いでいることがわかります。トラムに乗り、バスに乗り、インドの雑踏の雰囲気が伝わってきます。そして、始業のベルとともに会社に着きます。
そして、男性はアパートメントでコーヒーカップを飲みほし、それを水でゆすぎ、そばに置きます。服を脱ぎ、洗い場へ行き、体を洗い、洗濯をし、洗濯ものを外に干す。そういう日常のものごとを時系列順に、女性側と男性側のシーンを交互に進んでいきます。
日々の、日本でもふつうに行われることですが、やはりインドという文化の違うところなので、ディテールが異なり、とても目を楽しませます。ベランダの模様だとか、衣服の形、食べ物などなど。
音楽もインドの音楽が効果的にさりげねく使われており、天井についている扇風機の音が、まとわりつくような暑さを実感させます。
最後には、感動のシーンがあります。
映画だなあーという映画です。とても楽しめ、感銘も受けました。
こういう愛の形もあるのだなあ、こういう生活もあるのだなあと思いました。
おすすめの映画です。今回見た3本の中ではいちばんよかったです。
体調は良好です。
インドのカルカッタを舞台にしたインド映画で、監督はAditya Vikram Sengupta。会場に来ており、上映前に挨拶をしていました。彼の妻がプロデューサーで、彼女も来場していました。「お金を貯めて、貯まったら、少し撮影して、また貯めて、撮影してという繰り返しでした」と語っていました。
この映画、「景気後退により、失業率が上昇している」などのニュースを読む声が少し流れるだけで、そのほかの台詞がまったくありません。それゆえ、映像に集中して見ることができ、またその映像がじっくりと見る鑑賞にたえるものなのです。
最初は、女性が路地を歩く後ろ姿からはじまります。美しいインドの衣装をまとった女性で、見ていくうちに、どこかへ急いでいることがわかります。トラムに乗り、バスに乗り、インドの雑踏の雰囲気が伝わってきます。そして、始業のベルとともに会社に着きます。
そして、男性はアパートメントでコーヒーカップを飲みほし、それを水でゆすぎ、そばに置きます。服を脱ぎ、洗い場へ行き、体を洗い、洗濯をし、洗濯ものを外に干す。そういう日常のものごとを時系列順に、女性側と男性側のシーンを交互に進んでいきます。
日々の、日本でもふつうに行われることですが、やはりインドという文化の違うところなので、ディテールが異なり、とても目を楽しませます。ベランダの模様だとか、衣服の形、食べ物などなど。
音楽もインドの音楽が効果的にさりげねく使われており、天井についている扇風機の音が、まとわりつくような暑さを実感させます。
最後には、感動のシーンがあります。
映画だなあーという映画です。とても楽しめ、感銘も受けました。
こういう愛の形もあるのだなあ、こういう生活もあるのだなあと思いました。
おすすめの映画です。今回見た3本の中ではいちばんよかったです。
体調は良好です。
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