Dutch Life 備忘録

オランダのミュージアム、コンサート、レストランなどについて記録するノート。日常的な雑記も…。

Frans Hals(フランス・ハルス) Museum@Haarlem(オランダ)

2014-02-23 10:57:32 | Wblog:お出かけMuseum
Frans Hals Museum(フランス・ハルス美術館)に行ってきました。Haarlem(ハーレム)という町にあります。
フランス・ハルスは17世紀に活躍した画家で、黒い服に白いひだ襟の人物を描いた絵画を多く残しています。
私はあまりこの時期の絵画には興味がなく、この美術館にずっと行く気がしなかったのですが、最近読んでいる本に少しハルスについての記述があったのと、2013年がフランス・ハルス美術館の創立100周年でパブリシティが多く行われ、少し気になっていました。
美術館は、最初にフィルムの上映コーナーがあり、そこで、フランス・ハルスの絵画の特徴やハルスの生涯について知ることができます。このフィルムはとても興味深かったのですが、オランダ語のみです。
ハルスは、17世紀に成功した画家の一人だったようですが、18世紀には忘れられ、19世紀にゴッホなどに印象派の画家から賞賛を受けます。
一瞬の表情をとらえた作品が、特徴的です。
ハルスの作品は、二部屋ほどのスペースにまとめられています(写真)。その他は、17世紀の他のオランダ画家の作品がたくさん展示されています。ハーレムの町を描いた風景画も多く、また静物作品も多くありました。
また、陶器やガラス器、薬局を再現したものなど、いろいろあり、ちょっと雑多な感じもしました。
オーディオツアーが無料で利用できますが、私は利用しませんでした。
特別展示は、1572年のスペインの侵攻からハーレムの町を守ろうとした女性Kenau(ケナウ)についてでした。Kenauというといばった口うるさい女性をけなす言葉として使われている印象がありますが、最近では映画なども作られ、Kenauは自分の町や子どもを守るために戦った女性として再認識されつつあり、それを目的とした展示でした。
ゆっくり見て回って、1時間半くらいでした。
体調は良好です。

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