Camera apanというイベントの一環で日本映画がいくつも上映されていたので、アムステルダムの「Kriterion」という映画館に見に行ってきました。
まず見たのは「この世界の片隅に」です。昨年とても日本で好評だった映画で、うわさで聞いていたので、是非見たいと思っていました。
大き目の会場でしたが、満席でした。日本人はわずかで、ほとんどが日本人以外でした。字幕が英語でついていました。
ほんわかとした日本ぽい絵のアニメーション映画で、第二次世界大戦中の庶民の生活がよく描かれていました。
呉という場所が、こんなに何度も何度も空襲にあっていたことを知りませんでした。
ただ毎日の生活をなんとか楽しくと、物資がだんだん不足してきても工夫して生き抜いていた庶民が、終戦を告げるラジオ放送を聞いて脱力する場面が印象的だった。そしてその後、ずっとへらへらとしていた主人公のすずが怒りを表す場面も。
お上が勝手にはじめて、でも信じて苦しい生活をこらえて頑張ってきたのに、またお上のひとことで敗戦とは…。ほんとうにやるせない気持ちだったのだろう。
オランダにはシリアの戦争をさけてやってきた難民がたくさんいる。この人たちもふつうの日常を送っていたのに、突然戦争になって、物資が不足し、爆撃で町が壊され、やむになく逃げてきたのだろうと、この映画の中の人たちの姿と重なってみえた。
いろいろと、近くにいる人を慈しむ心とか、他にも感じることがたくさんある映画でした。
まず見たのは「この世界の片隅に」です。昨年とても日本で好評だった映画で、うわさで聞いていたので、是非見たいと思っていました。
大き目の会場でしたが、満席でした。日本人はわずかで、ほとんどが日本人以外でした。字幕が英語でついていました。
ほんわかとした日本ぽい絵のアニメーション映画で、第二次世界大戦中の庶民の生活がよく描かれていました。
呉という場所が、こんなに何度も何度も空襲にあっていたことを知りませんでした。
ただ毎日の生活をなんとか楽しくと、物資がだんだん不足してきても工夫して生き抜いていた庶民が、終戦を告げるラジオ放送を聞いて脱力する場面が印象的だった。そしてその後、ずっとへらへらとしていた主人公のすずが怒りを表す場面も。
お上が勝手にはじめて、でも信じて苦しい生活をこらえて頑張ってきたのに、またお上のひとことで敗戦とは…。ほんとうにやるせない気持ちだったのだろう。
オランダにはシリアの戦争をさけてやってきた難民がたくさんいる。この人たちもふつうの日常を送っていたのに、突然戦争になって、物資が不足し、爆撃で町が壊され、やむになく逃げてきたのだろうと、この映画の中の人たちの姿と重なってみえた。
いろいろと、近くにいる人を慈しむ心とか、他にも感じることがたくさんある映画でした。
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