ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「焼肉トラジ 新宿東宝ビル店」(歌舞伎町)

2015-04-18 12:31:27 | 新宿区

ステーキ漂流記
4月18日
新規108軒目「焼肉トラジ 新宿東宝ビル店」極上カルビ(サーロイン)100g(新宿・歌舞伎町)

今日はボクが書いている「映画野郎」の企画でTOHOシネマズ新宿を取材。その前に腹ごしらえ、というか、出来たばかりの話題の新宿東宝ビルの店で食べたいじゃん。いち早く行きたいじゃん。ということで、前もって調べてAという店に行こうとしたら、なんと、ランチではステーキを出さないと言うではないか。困るよな。

で、新宿東宝ビルの1階にある飲食店を巡ると、「焼肉トラジ」があった。表にあるメニュー表をながめてると、店員が、
「さぁ、どうですか!」
と語りかけてきた。
そこで、
「ステーキメニューはある?」
と訊くと、
「ありますよ!」と言い、別のメニュー表をもってきて、
「裏メニューですけどね」
と見せたメニューが極上カルビ(サーロイン)。
小川「何牛?」
店員「えーっと、群馬県産ですね。」
まあ、どこ産というのもあるが、
小川「実は12時半に待ち合わせがあるけど……」
店員「大丈夫です!店長が焼きます!」
そこまで言われたら引き下がれないでしょう。
こういう流れがあって、中に入った。

それで、そこから店長のマンツーマン接客。まるで、「ウルフギャング・ステーキハウス」並のサービス! まあ、オープンして2日目の店だから一生懸命だったのはわかる。

肉は霜降りのグラデーションが細かくあり、たしかにA5。

店長がミディアムに焼いてくれただけのことはあり、確かに柔らかく、直ぐに黒毛和牛の旨味が伝わる美味さだった。佐賀牛じゃないから、自分で焼いたらここまで上手く出来たかわからない。

サービス満点!
肉も満点!

まあ、今回は「ステーキあります!」という応えでのギリギリ。あんまり広げたら焼肉屋も行かなきゃいけなくなる……が、ありと言えばありか、美味ければ。

★★★★★


「神田の肉バル RUMP CAP」(神田)

2015-04-17 14:33:45 | 千代田区

「ステーキ漂流記」
4月17日
新規107軒目「神田の肉バル RUMP CAP」ランチランプステーキセット?g(神田)

普通なら「バッファローマン」で満足したんだからそこで終わりだが、中途半端に200gだったのでついついワンモアタイム。

4月15日オープンほやほやの店で気になってたんだよね~。しかも、値段が安めになるランプステーキだからアメリカ牛か、ひょとしたら黒毛和牛使ってるかも……と勝手に期待を膨らませた。しかも、サーロインが1200円! 十分安い!

とりあえず、中に入ると、目の前にカウンター席があるのに上手く客をさばききれてない。オープンして間もない店の光景だ。ようやく席に着きサーロインステーキを頼もうとするが、なんと終了しているという。仕方なく、ランプステーキを頼む。

で、どこ産の肉か訊く。
自信をもってオーストラリア牛と答える。
うーん、オーストラリア牛か。
ディナーも同じ?
うーん、問題あるね。
それでも新宿のHAYASHIYAのように美味い店もあるから微かな期待はもっておく。

サラダとコンソメスープで時間を潰し、ステーキ配膳。
一口食べる。
レアで、全く旨味がない。しかも頼んでもいないのに勝手にレアにした。確かに、このまま焼いたら硬くなり美味しくない。けど、だからと言ってレアにした所でなんの工夫もなければ旨味の無さは変わらない。

ボクは醤油が苦手なので刺身は生で食べる。平目やカレイでさえもう少し味はある。だが、目の前のオーストラリア牛はいくら食べようが美味くならない。

店長と思われる男が食べ終わった後に
「いかがでしたか?」
と訊いてきたので、
「不味かった」
はっきりと言った。
まあ、サービスは悪くないけどね。

前の店とはまさしく月とスッポンの
スッポンの方のステーキだ!


「バッファローマン」(神田)

2015-04-17 12:35:04 | 千代田区

ステーキ漂流記
4月17日
新規106軒目「バッファローマン」リブロースステーキ200g(神田)

「ウルフギャング・ステーキハウス」が値段以上に美味かったら後に続く店が重いな……と思ったらそうでもないので、ちょっと気が楽になった。気を使って黒毛和牛の店をチョイスしなくていいしね。

それなら……この間、神田をさ迷っててみつけた店がある。

その名も、
「バッファローマン」!

キター-ーーーーーーーーーーー!!
いかにもパワフルそうな店!
しかも、表の肉の看板が物凄く自信満々!

で、ちょっとネットで調べると、ハラミステーキが400gで2400円とか、リブロースが200gで1800円といかにも「質より量」の商法。まあ、「ミスター・デンジャー」、「リベラ」、「ビリー・ザ・キッド」の新規競合店出現、といった所か。

お昼時に入ったが、正直あんまり客が入ってない。まずはリブロースステーキとワインを頼む。サラダ、スープでちょいと時間を潰しつつ、店員に何牛か訊く。

アメリカ牛。

うん、美味さではオーストラリアよりアメリカ牛だからいいよ、いい感じ。

程なくしてリブロースステーキが配膳。まず、一口。

ん。美味い!
そりゃ、オーストラリア牛じゃないからか、うっすらと脂身の旨味がしっかりとある。ミディアムたけど程よい柔らかさ。ステーキでご飯を食べるのも勿体ない。明らかに、ビリー、いや、リベラやデンジャーよりも美味い。「アウトバック」のプライムリブといい勝負。で、脂身の部分がまた格別な美味さ。肉のチョイスか、いや、グリルの良さか?

明らかに、ビリーやリベラより上。デンジャーともいい勝負。400gのリブロースステーキなんか食べたら、それこそハリケーン・ミキサーを食らった気分だろう。

開店してまだ4ヶ月の名店! 神田に在り!

★★★★★


「ウルフギャング・ステーキハウス 丸の内店」(丸の内)

2015-04-15 23:36:19 | 千代田区

ステーキ漂流記
4月15日
新規105軒目「ウルフギャング・ステーキハウス 丸の内店」プライム・ニューヨーク・サーロイン・ステーキ?g (丸の内)

ついに来たよ。
ウルフギャング・ステーキハウスに。

かなり前から狙ってたステーキ屋。ここに行かないとステーキのもぐりとも思っていた。有名だしね。

で、そこそこ高いので、行くタイミングをいつも伺い、その間にあらゆる店のステーキで舌を鍛えていた。どうせ行くならある程度鍛えてから行った方がいい。それで、実は100軒目にこの店にしようと決めていた。

が、ボクが行ったのは六本木のロアビルの「ウルフギャング・パック」で、その店に「ハッピーアワーはない」と言われすごすご帰ってしまった。「おかしいな……」と思いながら対面のT.G.I.FRIDAYに入り、店員に訊いてみると、そこはステーキのウルフギャングではなく、六本木のウルフギャング・ステーキハウスは一丁目の方にあり、分かりにくいらしい。それなら……ということで、今回ウルフギャング・ステーキハウス丸の内店でリベンジである。

二重橋前の出口3に直結、とあったので行くと、確かにそのビルの地下1階にあった。ステーキ屋というよりはリッツ・カールトンっていう感じ。入り口の受付もホテルっぽいし、客層もパーティーとか結婚式二次会風。それでもめげずにカウンター席へ。

まあ、とにかくサービスが良い。「付け合わせはない」と言われたにもかかわらず、ポテチやパンが次々と出てくる。おかげで時間は十分潰せたが、それがなくても十分に早くステーキが配膳!

で、熱々の骨付きステーキを店員が2つずつ目の前の取り皿に出してくれる。とにかく、接客サービスと雰囲気はトップクラスだ。

それで、肉は……うーん、確かに切りやすい。が、赤身の健康なアメリカのプライムビーフは若干旨味のあっさり味なんだよね。黒毛和牛じゃないから旨味は求めないが……

ぶっちゃけ、「アウトバック」のプライムリブの方が旨かったね。

うーん、ステーキソースや塩・胡椒で試すがまあまあに毛が生えたぐらいの「良い」かな。

店員に訊いてみた。

ディナーのプライム・ニューヨーク・サーロイン・ステーキとハッピー・アワーのステーキは同じだと。じゃあ、ハッピー・アワーで十分だよ。

とりあえず、サービスは5つ星。
だけど、肉はな……。大まけにまけて下の評価かな。
日本の水とあわないかな。悪くはないけど。
ニューヨーク本店ならもう少し美味く出せるかもね。

★★★

「カジュアルレストランONE わん」(上野)

2015-04-12 17:37:55 | 台東区

ステーキ漂流記
4月12日
新規104軒目「カジュアルレストランONE わん」ハラミスライスステーキ130g(上野)

今日は本当に東京を漂流した。
まさしくステーキ難民になってしまった。山手線が動かなかった、というわけではない。順を追って話す。

まず、今日は日本橋にあるBを狙った。ランチステーキが900円! ワイン込みでも1200円! なんとなく、今日がチャンスだと思ったら、なんと、店が開いてなかった。そうか、今日は日曜日だ。

そこからが悪戦苦闘。結局、日本橋~神田~秋葉原~御徒町~上野とさ迷ってしまった。全くないわけじゃない。「やよい軒」や「ガスト」、「ペッパーランチ」、「デニーズ」とかはあるけど、せっかく探して「やよい軒」には入りたくなかった。贅沢な男である。もうね、昭和通り沿いで食べ物屋っぽい所があったら片っ端から見たけど、意外にないものである。

それでさ迷いにさ迷って、上野のアメ横。だんだん「カドクラ」や「肉の大山」に近づいてきたから、「肉の大山」で大山ステーキでも食べようか、と思ったらステーキの文字が目に飛び込んだ! ランチでハラミとサーロインをやってる。一見、ステーキ屋かと思いきや、パスタも同じぐらい推している。洋食屋? いずれにせよ、ステーキにありつける!

2階にある店に入る。ステーキ屋や洋食屋というより、喫茶店のような雰囲気。あ、だからカジュアルレストランか。でも、メニューはステーキ屋そのもののヘビー級。ランチのハラミとサーロインはアメリカ産。なら、今日は安い方にするか、ということでハラミスライスステーキをチョイス。

それで頼んでから気が付いた。黒毛和牛のステーキメニューがあるじゃん。若干高いせいか、控え目に書いてある。他の店でもあるんだけど、イチオシは1000~2000円のステーキなんだけど、メニューの後ろの方に100~150gで4000~5000円する黒毛和牛ステーキを載せている、というね。ステーキ屋の“あるある”だよ。まあ、今日はいいけど、その店のピンのメニューを食べたいっていうのが人情というものだ。

そんなこんなでコンソメスープとサラダで時間を潰して、いよいよハラミスライスステーキの配膳。意外に多目に見える。おろしにんにくをつけて食べるようだが、にんにくがなくても大丈夫なぐらい、薄目だが旨味がちょっとあった。むしろ、にんにくをつけると旨味が死ぬ。とりあえず、付け合わせの厚切りポテトでライスを片付け、ステーキをじっくり食べる。物凄く美味いわけじゃないが、この間失格の烙印を押された「ステーキの帝王」のハラミステーキから考えれば、十分合格が出せる味と柔らかさである。これで1000円なんだから、凄くお得なぐらいだ。

ハラミステーキとしては標準のレベル。次回は黒毛和牛ステーキにトライしたい。

★★★