共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

今日の《cafe32゜F》

2015年02月06日 17時45分15秒 | 日記
さほど降雪は無かったものの、気温の低さだけはしっかりと置いていった南岸低気圧と、それでも真っ白になった丹沢の山々から吹いてくる『六甲おろし』ならぬ『丹沢おろし』の影響か、今朝は久しぶりに震えがくるほど寒くて目が覚めました。

こんな日には温かいランチを頂くに限ります。ということで今日は久しぶりにランチタイムにお邪魔してみました。昨日グラタンが食べられたことでだいぶ自信がついたので、今日は久しぶりに特製ハヤシライスにしてみました。赤ワインのコクの効いたハヤシソースは絶品です。これだけコク深いものを頂いても、もう胸やけもしなくなりました。

美味しいコーヒーと一緒に頂戴して、午前中の受験生レッスンの疲れも一掃されました。好きなものを好きなように食せるということは、実に喜ばしいことです。
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ここまで食べられるようになった…

2015年02月05日 22時51分43秒 | 日記
天気予報のお姉さん達に脅されていたほどには雪も降らず、結局関東平野部は何処も積雪量0cmという結果に終わりました。ちょっと残念な気もしますが、雪に滅法弱い首都圏、積もったら積もったで話がややこしくなっていたでしょうから、そういった意味では喜ぶべき結果だったのかも知れません。

ところで、雪こそ降らね、風の冷たい一日となった中で本厚木駅のイタリアントマトCafeの前を通り掛かった時に、ふと目に留まったものがあったのでランチにオーダーしてみました。『紅ずわい蟹のトマトクリームペンネグラタン』です。

先月初旬に原因不明の高熱を発して以来、熱は下がったものの何だか食欲不振が収まらずにいて、そこから時間をかけて徐々に回復してきた…とは言え、割とサッパリしたものしか食べられずにいました。先日、出雲大社相模分祠に参拝した後でふと胃の調子が良くなり、少しずつ食欲が回復してカレーに手がつけられるくらいにまではなっていたのですが、それでもチーズやクリームソースといった乳製品のハードルは高く、なかなか手がつけられずにいました。

思い切ってチャレンジしてみたのですが、トマトクリームソースということもあって、ただのクリームソースに比べるとすっきりしていて食べやすいものでした。ずわい蟹の出汁もよく出ていて、美味しいグラタンでした。これをきっかけに以後は少しずつ胃を慣らしていって、またピザやドリア等が食べられるようになれたらいいな…と、淡い期待を持つことが出来ました。
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明日は雪かニャ?

2015年02月04日 15時46分07秒 | 日記
今日は立春です。今日から、誰が何と言おうと春でございます(何その上から目線…)。昨日は恵方巻をすっかり食べ損ねて、今年の春以降の開運事情が気になるところですが、先ずは春を迎えたことを慶びたいと思います。

天気予報では明日からまた雪が降るとか、先週末よりも更に積雪量が増すとかという文言も飛び交って各局で盛んに脅しあっておりますが、今日に限って言えばそんな予報は何処へやら、何ともうららかな日和に恵まれました。

そんな陽気に誘われてか、本厚木駅前のポケットパークに住み着いた野良ちゃんが日向ぼっこに出て来ていました。私が近づいてもどこ吹く風、ひたすら背中を陽に当ててチン…と座っていました。

こちらを向いてほしくて呼んでみたのですが、何処か一点を見つめたままジッ…と動かずに座り続けていました。その様は、明日からの荒天をいかに切り抜けるかを考えているような眼にも見えて、ちょっと心配になったりもしたのでありました。
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林檎の甘味

2015年02月03日 20時21分57秒 | 日記
二宮町の教室の前に、今日も二宮駅近くの喫茶店《山小屋》さんに寄りました。

アンティークの時計が壁のあちこちに懸けられていて、全体的に木調の落ち着いた店内には、絶えず有線放送のジャズが流れています。地元の常連さんも多いらしく、お店のマスターと奥様は絶えず誰かしらとお話に花が咲いています。

そんな温かな雰囲気の中で、今日も『お三時セット』を頂くことにしました。前回はモンブランでしたので、今日は林檎のシブーストにしてみました。カスタードの中にほのかに香る林檎と、コンポート状になった林檎の果肉との二重の林檎の味わいに、上にかかったカラメルソースのほろ苦さがアクセントを添えます。

例年冬に《Cafeあつめ木》で頂ける紅玉林檎のタルト・タタンが、現在お店が絶賛改装中で今季は味わえないので寂しい思いをしていたのですが、思いがけなく美味しい林檎の甘味を頂くことが出来ました。サイフォンでいれた美味しいコーヒーも頂いてすっかりチャージが出来たところで、いざ教室に向かいます。
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母との思い出

2015年02月02日 21時15分51秒 | 日記
先日お母様が急逝された大人の生徒さんが、今日久しぶりに教室にみえました。先週までは初七日法要や何やらでバタバタされていたようですが、それもようやく落ち着いてひと心地つけたそうです。

あまりに突然のことだったので、「こんなに急に逝ってしまうのであれば、なんでもっと優しく向き合ってあげられなかったのでしょう」という後悔の念を口にしておられました。何でも直前まではコミュニケーションがとれるほどお元気だったようで、お仕事をされている娘さんにあれやこれやと用を言いつけておられ、それに対して生徒さんもきつく言い返してしまったことがあったのだそうです。

私にもそんなことがありました。母が他界するわずか4日前、見舞いに来た父と交代してホスピスケアを後にする時「もう帰るけどいい?何ならもう一日くらい居てもいいけど」などと、半ばふざけたような物言いをしてしまいました。それに対して母は「仕事があるんだろ、お前はまだ社会人になりたてのペーペーなんだから、仕事してナンボだ。早く帰って仕事しろ。」と言い返してきましたが、これが生前に母と交わした最後の会話になってしまったのです。

今でも時々「何であんな心にもない言い方で末期がんの母におちゃらけてしまったのだろう。もっと大事な話が沢山あっただろうに…」と思うことがあるのですが、正に後悔先に立たず、今となってはどうしようもありません。

ただ、母が「早く帰って仕事しろ」と私を病院から追い出したのは、もしかしたら余命を悟った母の最後の優しさだったのではないか…とも思うことがあります。一人でいる時にそんなことを考えると、今でも胸が締め付けられるような気持ちになります。

ところで、生徒さんのお母様との思い出話の中で、興味深いものがありました。年明け間もない頃、お母様を車の後部座席に乗せて車を運転していたら、普段は滅多に歌などお歌いになられないお母様が突然「♪春は名のみの、風の寒さや~…」と《早春賦》を歌い始めたのだそうです。生徒さんも「いい歌ねぇ」と一緒になって歌っておられたそうですが、それが晩年のお母様との一番楽しい思い出として残っている…ということを仰っていました。

奇しくも明日は節分、明後日は立春です。そんな時節柄に思いを馳せながら《早春賦》を聴いてみたくなりました。いろいろとあった中で、中原美紗緒さんのレコード音源のものがありましたので転載してみました。

木曜日には再び関東地方に雪が降るという予報が出されていますので、正に『春は名のみ』となりそうな予感がしますが、どうなりますやら…。先ずはお母様の御冥福を御祈念申し上げながら、吉丸一昌作詞、中田章作曲の名曲をお送りしたいと思います。

合掌。

中原美紗緒:早春賦
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下見がてら

2015年02月01日 21時30分20秒 | 日記
今日2月1日は厚木市制施行60周年ということで、市内のあちこちで記念行事が行われていましたが、私はそんなもの知ったこっちゃないので秦野市に向かいました(因みに秦野市も市制施行60周年ということのようですが、特になにもしていませんでした)。

秦野駅から歩いて20分ほどのところにある《白笹稲荷神社》にやって来ました。関東三大稲荷の一つに数えられるこの稲荷社では、今月11日の建国記念の日に『初午祭(はつうまさい』が執り行われることになっています。今回はその下見がてら参詣に伺いました。

立派な一の鳥居をくぐって進むと、《白笹稲荷神社》という扁額のついた二の鳥居と拝殿が姿を表します。来歴は定かではないものの、大陸から渡来してこの地に拠点を置き、稲作を伝えた秦氏との関わりが強いといわれています。

境内には新しい社務所も建てられていました。初午祭に間に合わせるようにしたのでしょう。この小ぶりな境内にどれだけの人が集まるのか、楽しみです。
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お洒落な手水

2015年02月01日 20時15分34秒 | 日記
二の鳥居の手前に手水舎…というか手水があります。

この手水というのが御覧の通り、涌き水を竹筒に引き込み、その竹筒に開けられた穴から水が絶え間無く流れ落ちるようになっています。そこここから涌き水が湧いている、この地帯ならではの何ともお洒落な演出です。

甘露な手水を頂いて鳥居をくぐりました。
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さすがです!

2015年02月01日 19時35分48秒 | 日記
拝殿前の賽銭箱のところにある鈴の両脇に、何やら四角いものが二つぶら下がっていました。何だろうと思って見てみたら…

なんと、立派な油揚げがぶら下がっているではありませんか!さすがお稲荷様です。近所に涌き水のあるお豆腐屋さんがありましたから、恐らくそこから奉納されているのかも知れません。

さて、この静かな境内が、初午祭の時にはどんな賑わいを見せるのか楽しみです。
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