小さい鉢に小さく育った ユキヤナギ が開花した。
この鉢は 根元に葉っぱが見える 雪割草 が主だった。
ユキヤナギ は何処からか 何者かが種子を運んできたものだ。3月31日には ホントの主がこんな花を咲かせていました。雪割草 も勝手に他所の鉢に種子を飛ばすから ユキヤナギ を一方的に叱るわけにもゆかない。
ただ もう少し遠慮がほしい。そのうちに ひこばえを整理してすっきりさせよう。
桜前線は函館まで北上したというのに 魚沼の ソメイヨシノ はまだつぼみのままだ。
明日から晴天がつづくと言う予報だから週末には見ごろを迎えるような感じだ。
豪雪地域の里山の桜は ヤマザクラ ではなく枝幹が柔らかく積雪に耐える オクチョウジザクラ だ。
大木にはならずに 花も小さいから見映えはしないが 楚々とした風情は捨てがたいものがある。
池畔に植えた オクチョウジザクラ は花の盛りをすぎて若葉が伸び始めてきた。小さい花は下を向いて咲くから なお小さく見えてしまう。
笠倉山までの尾根道は マルバマンサク の花盛りだった。
みんな同じように見える マルバマンサク だが 一つひとつ丁寧に観察してゆくと多彩な花に気付く。
jokichi の池畔に咲く花は 黄色一色。山地では 萼片が赤茶色の花が標準と言っていい。ときどき 花弁にもその色が出てくるものがある。このくらいの色になれば 紅い花と言ってもいいと思う。このくらいの色の違いでは 新種登録は無理なんでしょうね。
遅れている春がようやく訪れようとしている。ブナの芽吹きがそれを告げている。
左端の山頂が平らに見える山が大力山。足元の沢の ブナ を見下ろす。一部を拡大。遠くの山は 権現堂。やわらかな新緑が何とも言えない いい色。山肌を走った雪崩の跡。右下のブナ林部分を拡大。根元の積雪はまだ2mはあるだろう。斜面を登ってゆく ブナ の芽吹き前線。笠倉山山頂から見下ろすブナ林にはまだ緑は見えない。最後に 花盛りの ブナ の花を。
誘われて 喜んでお供させていただきました。まだ訪れたことのない 笠倉山(907m)です。
スタートは大力山と同じ宝泉寺前からです。8時に登り始めました。
雪融けの進んだ 大力山の四阿で小休止 9時に出発しました。10時10分 小休止。見下ろす景色は jokichi には初めて見る景色です。
左下の丸い雪山には さっき休んだ四阿が見えます。画面中央はJR小出駅。川は魚野川。振り返ると稜線の向こうに越後駒ケ岳。通過点の 黒禿の頭(770mくらい)は 10時50分。笠倉山 山頂は 11時40分。そこから見る越後駒ケ岳の景色も jokichi には初めて見る景色。反対側を見下ろすと 白く立派な建物が・・・・。昨夜 そこで開かれた会議の席上で今回の山行きの誘いを頂きました。有意義な会議でした。