1883年・・・明治16年のお話です。近代化を進める日本・・・しかし庶民には縁が遠~いお話(笑)この年、この日・・・東京に鹿鳴館が開館し、祝宴が行われた日。この会館の宴には、内外の高官、紳士淑女が出席したそうです。鹿鳴館は、当時、明治政府が提唱した欧化主義政策のひとつとしてした。外国人の接待所として建てられました。煉瓦造りの2階建てでイギリスのコンドルが設計したそうです。現在の帝国ホテルの隣り。この欧化主義・・・・日本の風俗や習慣などをヨーロッパ風にして、諸外国に日本の近代化を認めてもらおう!というものだったそうです。鹿鳴館は、外務卿・井上馨が中心となって建設は進められました。3年をかけ完成したそうです。祝宴は、およそ1200人の紳士・淑女が参加して盛大に開かれます・・・・井上馨夫妻がホストとなり大舞踏会に、花火も打ち上げられたそうです。鹿鳴館は、社交の舞台として華やかな一時代を築きました。鹿鳴館時代とも呼ばれましたが・・・鹿鳴館のあり方に世間の風あたりが次第に強くなり(笑)1887年井上馨の失脚でこの鹿鳴館時代も歴史にも幕を閉じました。欧化主義政策・・・明治維新から流れる新しい時代へ・・・欧米列強に負けじと近代化を目指した明治政府・・・・まあ・・・優雅な時代の名残なんでしょうか・・・
#今日は何の日 #鹿鳴館開館 #欧米列強 #近代化