海はゴミだらけ・・・プラスチックごみ・・・
最近、大きな話題になっていますストローの廃止!!自然素材を使ったストローが開発されているようです。我々の周りに普通に便利に使われているレジ袋やペットボトル・・・発泡スチロールなどの使い捨ての容器や包装・・・その他にも多くに使われているラスチックは現在、全世界で年間3億tが生産されているそうです。その多くが、容器や包装などに使われる使い捨てのプラスチック。便利で衛生的で広く使われていますが・・・このプラスチックが海洋に流出し、地球規模での汚染を引き起こしているそうです。
なんと・・・約30年後の2050年には、重量ベースで海のプラスチックの量が魚を上回るという衝撃的なデータが発表されましたΣ(゚Д゚)
ちなみに・・・石油が由来のプラスチックは、分解されるまでに数百年かかるともいわれるそうです。その過程で、太陽の光や波などで砕かれて細かくなり、海水や餌を取り込んだ海洋生物の体内に蓄積されてしまいます。たとえば・・・海に直接捨てなくても、街中に放置されたプラスチックは、風や雨などで流されて最終的には海にたどりつきます。現在、海水中には5兆個のプラスチック片があると言われています( `ー´)ノプラスチックはいま、インドから日本にかけてのユーラシア大陸南岸、地中海や黒海沿岸など人口密集地域にも多く漂っていて、南太平洋の小さな島・ヘンダーソン島には、3800万個ものプラスチックごみが流れ着いたそうですΣ(゚Д゚)
さらに・・・やっかいなのは、さらに5mm以下まで砕かれたマイクロプラスチックの存在。これはごみ拾いなどでは解決できないそうです。動物プランクトンと同じくらいの大きさのマイクロプラスチックは海水中から取り除くことは不可能。これが生態系全体を汚染しているので、魚や貝などに蓄積したプラスチックが、それを食べた人の体にも入るそうです。結局は人間に帰ってきます(笑)
プラスチックには環境ホルモンなどさまざまな有害化学物質が添加剤として使われているうえ、海水中にある微量の有害物質も吸着してしまうのです。プラスチックは、周りの海水に比べて有害物質を100万倍程度まで濃縮。そしてその物質が、プラスチックを食べた生物の脂質に蓄積されます。現在はまだ人体に影響をおよぼすかどうかは国連が調査を始めたばかりなんだそうですが・・・えらいこっちゃ・・・文明が発達した人間が一番地球の害には間違いないですね・・・(笑)