いよいよ五月でありますが、五月は生駒市議会があります。三月の定例市議会で継続審査になっている生駒市立病院の審議。先日起きた病院のタライ回し事故。悲しい事故であります。ショッキングなのは、生駒市内や近隣の救命救急施設のある病院で受け入れ拒否が起こった事。いわゆる三次救急であります。医療態勢の不備が露見しました。医師不足や看護士不足やシステムに大きな問題があります。
生駒市に不足している医療は小児科の二次医療。先に奈良県から56床の病床を配分された阪奈中央病院が奈良県立医大などの協力で小児救急の充実を行うようであります。そうなれば!生駒市民が必要とする小児科医療は、阪奈中央病院が担う事になります。
全国各地で破綻している公の病院が多い中で、果たして今、生駒市で指定管理者制度としてもリスクを背負って市民病院を作る必要があるんやろか?そう大きな疑問になる。生駒市長は、国の交付金で生駒市の出費はないと言っておられます。そうかも知れないが、もし指定管理者が破綻したり止むを得えに場合に!生駒市はどうするのか?赤字の病院を引き継ぐ所はなく、病院を閉めるのも難しくなり、結果的に生駒市の大きな負担とならないのか?そんな事も考えると簡単に賛成は出来ない。先の事を考えなければ病院が出来るのは大変に有り難い(苦笑)また、指定管理者制度で、どれだけ生駒市民が優先、優遇されるのかも疑問である。
なぜ!議会も市長も病院ありきなのだろうか?議会は最近は反対意見も多いようであるが(苦笑)とにかく、市長様は強引なようだ(笑)
生駒市と生駒地区の医師会が対立している。数回行われた生駒市と医師会との協議も決裂して、市長様のコメントには驚いた。今後、医師会との話し合いを持たずに計画を推進する!耳を疑う(笑)地域医療は、第一線で患者を見ている医院や個人病院が担っている。医師会と話し合いを持たずに・・・・?理解に苦しむ。そんな対立の中で無理矢理、新病院を作っても連携もないのに!市民が安心出来る病院が出来るのか?連携がなければ、意味がない。早急に生駒市は医師会と話し合うべきである。今回の奈良県の医療審議会の提言を無視した形での病床配分で、奈良県自体が医師会との信頼関係が崩れている。
多くのリスクを想定する生駒市立病院を作るよりも、阪奈中央病院がしようとしている小児科のように、市内の病院を充実をする方が先ではないのか?私はそう思う。
コメント一覧
七草
七草
もず
部外者
富雄川
神田川
元生駒市民
最新の画像もっと見る
最近の「携帯からです!」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事