9月28日 、本協会が埼玉ベルエポック調理師専門学校より依頼を受け、ベジタリアンについての授業を行いました。
2020年のオリンピックの事もあり、様々な国の方々が日本にやってきて卒業生達が働くレストラン(ホテル)等でどのようなイレギュラーな注文にも対応できるよう、「卒業制作」のメイン料理の1つとして「ラクト・オボ・ベジタリアンの一皿を作ること」という課題が出されました。そのため、学生に向けて、ベジタリアンとは?ラクト・オボ・ベジタリアンとは?どのような国でどのような食材を使った料理なのか、といった講話を依頼されたのでした。
授業では、ベジタリアンの定義、起源と歴史、ベジタリアンになった理由、ベジタリアンの種類、と基本的な所から菜食の食材やレシピ本などの情報源の紹介、ベジタリアンレストランとそこで出されるとお食事についてご紹介しました。
基本的な事柄のうち、ベジタリアンの種類はビーガン、ラクト・オボ・ベジタリアンに加え、マクロビオティック、フルータリアン、ローフードについても、またフィッシュベジタリアンやポーヨーベジタリアンと言われるセミベジタリアンについてもお話しました。更に、課題のお料理の参考になるようにと思い、多くのベジタリアンの肉や魚介の代替品、和・洋・中のベジタリアン料理の数々を個人的に撮ったたくさんの写真をもってご紹介しました。
今後、ベジタリアンのお料理をパパッと用意できるようなレストランやホテルが増えることを期待して学校を後にしました。
(報告:仲本桂子)
NPO法人日本ベジタリアン協会
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