読書をしていると時々誤植に出会います。
メールだと、変な言葉に誤変換された単語を見ることがよくありますが、本の場合、印刷前に校正されるので誤植を見る機会はなかなかありません。
ちなみに何気なく本を見ていて、見つけたのが写真の誤植です。本当は「上位11社」なのでしょうが、「攘夷11社」と印刷されるとどう解釈していいのか判りません。(攘夷:外国人を撃ち払って国内に入れないこと)
「攘夷」という言葉は、時代小説では良く見る言葉ですが、日常生活では、ほとんど目にすることが無い言葉です。そういう意味では、この誤植が読者に勉強の機会を与える効用くらいはありそうです。もっとも誤植に気付かなければ、その機会も無いわけですが、、。