著者は訪問介護ヘルパー。 重度の障害を持つ息子を持ちながら、認知症の老人介護に奔走する。訪問介護のルール、派遣元の会社の人間関係、認知症老人との付き合い方や業務にまつわるエピソードなど、介護のあるある話が紹介されていて大変面白かった。著者は、子供の頃の経験から人の役に立ちたいという強い意思を持っており、自分の子のお世話の経験も併せて、この仕事にやりがいを感じている。
読んでいて、著者の精神的な図太さを感じるし、少々のことではめげない性格もこの仕事に向いているように思った。 自分も認知症を患った人の様子を見たことがあるが、お世話するのは大変な重労働だと思う。シモの世話や風呂に入れるのは、ノウハウが無い普通の人には難しい作業だ。 高齢者を抱える家族にとって、著者のような信頼できるヘルパーさんがいると大変有難いし、もし自分が依頼する立場になったら、感謝の気持ちを持ってお願いしたいと思う。
読んでいて、著者の精神的な図太さを感じるし、少々のことではめげない性格もこの仕事に向いているように思った。 自分も認知症を患った人の様子を見たことがあるが、お世話するのは大変な重労働だと思う。シモの世話や風呂に入れるのは、ノウハウが無い普通の人には難しい作業だ。 高齢者を抱える家族にとって、著者のような信頼できるヘルパーさんがいると大変有難いし、もし自分が依頼する立場になったら、感謝の気持ちを持ってお願いしたいと思う。