名古屋競馬移転の話題

先週末、名古屋競馬場についてのニュースがありました。

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100円が976万円　移転最終日レースで驚異の高配当　名古屋競馬　by 朝日新聞デジタル
愛知県競馬組合が主催する地方競馬「名古屋競馬」は11日、名古屋市港区の競馬場でのレースを終えた。施設の老朽化に伴い、競走馬の調教施設や厩舎がある愛知県弥富市に移転し、4月から新競馬場でレースを開催する。名古屋競馬場は1949年に開設された。59年に東海地方を襲った伊勢湾台風では、被災者らがスタンドに避難した。レジャーの多様化などを背景に90年代に入って赤字経営が続き、たびたび存廃の議論が持ち上がったが、近年はインターネットでの馬券売り上げが伸び、黒字に転換した。11日は第4レースで3連勝単式（3連単）で名古屋競馬場史上最高となる976万8430円の配当が飛び出した。

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名古屋競馬は中京地区の地方競馬です。今回、施設の老朽化で名古屋市内から郊外へ移転するということで、この日が最終日でした。10年前の地方競馬は赤字のところが多く、売り上げ不振→閉鎖のパターンが多かったのですが、近年はネット投票が主流になって地方競馬も復活しているようです。名古屋競馬でもネット投票で過去の累積赤字を一気に解消して黒字化しており、この流れが当分続きそうです。新競馬場は名古屋競馬のトレーニングセンターに併設されており、競走馬の移動の負担も無くなって、人にも馬にも優しい施設になっているようです。問題は鉄道の利便性が悪く、多くの観客を受け入れるキャパシティが無いことらしいですが（スタンドも約半分に縮小）でもネット投票の普及で来場者は減少しており、それはあまり障害にならないという見解もあるようです。新しい名古屋競馬場のオープンが楽しみです。

因みに、最終日に過去最高配当が出たという記事の見出しになっていますが、「100円が〇〇万円」という言い方は、某F放送局のアナがよく使う"陳腐な驚き"のフレーズです。競馬ファンなら、馬券が100円なのは誰でも知ってます。ジャンボ宝くじは300円が7億円です。それに比べれば、この記事の配当なんて驚きでも何でもない話です。当ててみたいけど、、。