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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

メール

2012-01-24 12:15:23 | 日記
1日遅れとなってしまったが、昨日1月23日は「E文の日」で「電子メールの日」だったらしい。1994年に電子メッセージング協議会が制定している。制定されてからでも、すでに18年。元々「メール」は手紙や封書を意味していて、区別をするために電子メールやEメールという呼び方をしていた。しかしメールといえば、電子メールのことを指すほど、メールは日常の中に溶け込み、無くてはならないものになっている。

電子メールの歴史は思った以上に古い。大型コンピュータに接続するユーザー間でメッセージをやりとりする電子メールの原型は1960年代には誕生している。その後異なるコンピュータ間でメッセージを交換する技術が開発され、インターネットの原型であるARPANET内で利用が盛んになっていく。その後統一的な通信規格の制定、インターネットの普及に伴い電子メールは爆発的に広がっていった。

日本においても、Windows95による一般家庭へのPC普及、携帯電話の普及に伴い電子メールの利用は大幅に広がっていった。いままでの、手紙、電話に比べはるかに簡単にかつ高速に利用出来る電子メールは、生活やビジネスの形を大きく変えてしまった。

電子メールを使い始めたころは、やはりなかなか慣れなかった。まずとまどったのは引用。返信する際に送られてきた文章の一部を引用して回答を行うスタイルが初めは全然わからず、何故わざわざ自分の文章を入れてくるのかと思い、今となっては笑い話であるが、何か馬鹿にされているような感じがしていた。電子メールの書式も慣れるまでに時間がかかった。手紙等の文章とも、くだけた話言葉とも異なる文体、今では無意識に使い分けているが、当時はメール一本を書くのに非常に時間がかかっていた。

携帯やメールの普及により随分と生活も変わった。仕事が終わって帰る際の「帰るコール」はメールに置き換わってしまった。最寄り駅の公衆電話は連絡待ちの人で並んでいたが、公衆電話自身が姿を消してしまった。若い子達も昔は友達との会話で電話を占有していたが、今はメールのやりとりばかりとなっている。

今の子供たちは物心ついたときからすでにPCがあり、ネットがあり、携帯がある。それらが無かった時代はこんなに苦労したんだよと話をしても実感することは出来ないだろう。
今後時代が進めば、また全く新しいコミュニケーション手段が普及していく。おそらくそのときは「メールしか無かったときはこんなに大変だったんだよ」と話をしているのだろう。人の言うことはいつまでたっても変わらない。

(菊)


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