椅子の試作

新しい椅子を作ろうかと思っているんですが、なかなかよいデザインが浮かびません。
そこで、ネットをいろいろ見ていたら、おもしろい椅子を見つけました。



この椅子、座面の周りがフレームになってますが、フレームの中身も木で出来ています。
通常、座面の周りがフレームの場合は、革や布張りの座面が納まるのではないかな。でも、この感じはおもしろいです。



そして、もうひとつ。後ろから見ると・・・



背板を支える部分が、後脚と一体型ではなく、しかも座面に挿す作りでもありません。
座面下の後脚と、座面のフレームに固定しています。こういう構造の椅子は初めてみました。

これで強度は大丈夫なんでしょうか？もし大丈夫ならば、椅子のデザインが広がる？



しかし、この背板を支えている脚は、どのように接合してあるんでしょう？
どう考えても、強度の出せる方法が思いつきません。いくら考えても、わからなので作ってみることにしました。












これが、試しに作ってみたコピー椅子です。貫の位置などが違ったり、座面も真っ平らではなく多少座り心地が良いようにしてみました。デザインをなるべく変えず、強度をもっと出せると思ったところは、手間をかけて制作してみました。



で、肝心の背板を支えている脚ですが・・・




ここだけは、やっぱりどうやったらいいのかわかりません。
なので、ここは座面下の後脚と、座面のフレームにビス止めです。フレームの部分は相欠きにしてありますが、それほど強度アップになるとは思えません。


もしかして、ビス止めだけで大丈夫なのかな？
けっきょく、試作してもわかりませんでした。（笑）









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