ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

経済成長の夢から覚めない政府

2008年10月04日 | Weblog

静岡県御前崎の灯台

炭酸ガス排出を半減したいと言っているのに外国人観光客を年間900万人から2000万人にしたいと政府は言います。
新設された国土交通省観光庁の仕事は外国人に対する広報宣伝だそうです。

外国人観光客はジェット機で来ます。
ジェット機は非常に燃費の悪い輸送機器です。
従来は時間を買うと言ってジェット機を評価しましたが、人生息せき切って急いでも空しいとわかった今、時間を買うという概念は時代遅れです。
無駄なことをやめてのんびり行こうというのが現代流です。

フランスを訪れる外国人観光客年間8000万人という数字に驚くことはないと思います。
フランスはフランス、日本は日本と考えればいいと思います。
観光で外貨を稼ぐという考えは永遠性がないからです。

数十年で石油がなくなると予測されていますからジェット機は減り、外国人観光客は減るでしょう。
今さら外国人観光客を当てにしてホテルなどに投資すると失敗する確率が高いと思います。

観光についてはまず日本人が楽しめる日本づくりをするべきです。

住宅や町をもっと美しくするべきです。
非農業用地が虫食い状に広がっている農業地域は全然美しくありません。
農業地域の整備は農業が荒廃した日本にとって非常に重要です。

観光地は雑然とした開発をやめるべきです。
収益主義に走ると観光地の商業化が進み、雑然とした観光地になります。
このような観光地は日本人にとっても楽しいものではありません。

日本人にとって美しい観光地は外国人には異国情緒豊かな観光地になるでしょう。