在日アメリカ軍基地周辺の軍用機の騒音、墜落、落下物、軍人の犯罪などの問題を考えると私は在日アメリカ軍基地反対です。
もし私の町に基地があったら私は積極的に反対運動を展開します。
普天間基地の移設先になっている名護市はもっとまじめに基地問題を考えるべきです。
沖縄県の姿勢もまことにいい加減です。
しょうがないとか、経済効果があるとか言い訳しているようでは恥ずかしい地方自治です。
反対一筋で通してもらいたいものです。
ところで東シナ海に関する中国の言動は侵略的で日本は脅威を感じています。
このことが在日アメリカ軍維持の理由になっています。
しかし日本がアメリカに防衛を依存していると中国は日本は自分で自分の国を防衛する意識がないと日本を軽く見て東シナ海に関する侵略的言動をやめません。
中国はアメリカとの関係をよくしておけば日本を軽く見ても問題は大きくならないと考えるからです。
つまりアメリカはいざと言うとき日本を助けないと考えるからです。
在日アメリカ軍は廃止にして日本は自分で自分の国を防衛すべきです。
一方、過大な防衛力を持つことを避けるため中国と不戦の話し合いを強化すべきです。
東アジア共同体はその先です。
鳩山総理は最近在日アメリカ軍を維持すると明言しましたが、中国の要人と話して中国の脅威を痛感したからでしょう。
しかし実は彼は日本の未来をよく考えていないと思います。
なお、普天間基地はすでに90年代からその戦略的戦術的必要性が低いとされてきました。
それなのに名護市の辺野古に移設することになりました。
合意したのは当時の小泉政府とブッシュ政府です。
小泉氏は中国は脅威ではないと言いましたが、あえて中国の反日感情を高めるような言動を繰り返しました。
彼はこの中国の反日感情を利用して平和憲法を変えること、自衛隊を軍にすることを画策しました。
その上、在日アメリカ軍を維持することにしたのは、自衛隊による対中国防衛に自信がなかったからでしょう。
実は彼は中国の脅威を痛感していたと思います。