ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

未来を読めない人々が子孫を苦しめる

2015年05月09日 | Weblog
やっと沖縄県も中央のお金に振り回されない自主的な地方になったと思ったが、意外なことが起こりました。
アメリカ軍普天間飛行場の移転先とされる名護市の辺野古、隣接する豊原、久志の3区が、移設容認と引き換えに通学路、下水道の整備、雇用確保などをやってほしいとの要望書を菅義偉内閣官房長官に提出していたそうです。
沖縄県も名護市も移設反対でまとまっていたが、何んと肝心の辺野古などが移設賛成に転じました。
反対が通らないなら条件をよくして賛成した方が得と地元は考えたのでしょう。

しかし普天間飛行場周辺の人々が悲鳴を上げてきたように、辺野古飛行場ができたら今度はその周辺の人々が悲鳴を上げることになるでしょう。

辺野古、豊原、久志は、本当に悪環境に耐える決心ができたのでしょうか。
現在この3区に住んでいる人々が賛成しただけです。
将来は周辺の人々は悲鳴を上げ、賛成した現代人を恨むことになるでしょう。

未来を読めない人々が子孫を苦しめます。
現在の普天間飛行場周辺の人々が苦しんでいるのを見ているのに、自分達の子孫が苦しむということがわかっていません。
目先の利益に目が眩んだからです。

安倍晋三内閣も悪いと思いますが、お金に踊る地方の人々も悪いと思います。

日本の人々は政府に弱いのでこれからの日本が心配です。
政府が信用できる政府ならいいのですが、原発問題、自分の借金問題、隣国との外交問題など深刻な問題をかかかえています。
解決の見通しが立っていません。
問題は大きくなる方向です。
戦中戦後のように再び破滅するような悲劇が日本を襲う恐れがあります。