ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

夏祭り

2015年08月09日 | Weblog
都市部ですが、訪問先の近くの小さな公園で夏祭りをやっていましたので見学しました。
模擬店が充実していると思ってテントを見ますと、各テントに○○自治会1班、2班、3班、4班とありました。
広場が狭いのでテントはすべて4本柱の小テントでした。
テントのほかにさらにブルーシートを張ってテント代わりにして模擬店を二つ持っている班がありました。
一つのテントあるいはブルーシートの下では1品目から多くて数品目を扱っていました。
したがって小テントでも下はそれほど狭苦しい感じではありませんでした。

放送席はブルーシートを張ったパーゴラの下にあり、同じパーゴラの下に来賓席が設けてありました。
そのほかに本部らしきものは公園の入り口に設けた小テントだけのようでした。

広場の中央に高い柱を立て、その柱から四方に提灯を飾った電線が張られていました。
盆踊りの曲が流れていましたから時間が来たらこの柱の周りで踊るのでしょう。
私は明るい時間帯にちょっといただけですから盆踊りは見ることができませんでした。

小規模な夏祭りと思いましたが、面白いと思ったことは模擬店を班で競っていたことでした。
焼きそば、焼き鳥、生ビール、ソフトドリンク、綿菓子、かき氷、フランクフルトソーセージ、みそおでん、焼きおにぎり、カレー、おもちゃなどを売っていました。
班で模擬店をやると班の人々が協力することになるのでいい仕組みだと思いました。
町全体で夏祭りを行う雰囲気が出ます。

私が住んでいる町(やはり都市部)の夏祭りは、やぐらを立て、その上で町の踊り上手が町の太鼓好きの太鼓に合わせて盆踊りを踊るとか、お神輿や山車を繰り出すとか、結構、規模が大きいのですが、模擬店は子供会、老人会、運動サークル、福祉団体などが利益を目的としてやっています。
班で競うことがないので町全体で夏祭りをやっている雰囲気がありません。

考えてみると、私の故郷の町のお祭りでは、地域単位で山車や屋台を持ち、その美しさを競いました。
地域の人はみんな家の門に提灯を飾りました。
竹を細く割ってつくった棒に紙でつくった花を並べて貼った安っぽい花飾りですが、地域の人はみんな花飾りを何本も買って軒に飾ったりしました。
この花飾りの売上げがお祭り資金になりました。
町全体がお祭りの雰囲気になりました。

訪問先で見た夏祭りのように班単位で何かを競うようにすると町全体が夏祭りで盛り上がると思いました。