コメント
 
 
 
日本語 (ロングホーン)
2005-07-30 00:11:42
日本文学っていいですねえ。 梶井基次郎の『檸檬』の話など聞くと、改めて思ってしまいます。 最近中学の教科書に載っている(角子は帰国生になる子供たちのチューターをやっている)「蝉しぐれ」を読み、たまたまテレビでそのドラマ化したものを見たのですが、昔の日本人はあんなふうに美しく生きていたのかと感動しました。 



>願わくは花の下にて春死なむそのきさらぎの望月の頃 (西行 続古今和歌集)



死なむ とは 西行が花の下で死にたいと言っているのですか? それでは、春は?



塾長先生、ご講義お願いします。
 
 
 
角子さんへ (jukucho)
2005-07-30 00:59:49
藤沢周平の『蝉しぐれ』は中学3年の教科書に載っていますね。



西行の歌は、『満開の桜が咲く、満月の夜に死ねたらいいなあ』くらいの解釈でいいと思いますが、こういう歌は、いらぬ解釈よりも、読む者の心が感じとったものが余韻として残ればいいんじゃないかな、と思います。



だから、塾では国語の勉強は、『読め、とにかく読め』としか言いません。

国語の正解なんて、あってないようなものですから。
 
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