拓郎さん 乙女チックなザ・タイガースの曲はあんまり好きじゃなかったそう
そのころ 東京のジャズ喫茶のステージでは ロックな曲いっぱい歌っていたけれど
ザ・タイガースのイメージは やっぱりテレビで観る映像の印象が強いのかな
あの当時バンドをやっていた男子たち みんな横目でみていたんだろうね
ドラムス担当だったネズミな兄 自分たちの実力を早めにわかって音楽の道へは進まず
だから Julieのことは ぜったい沢田研二ともジュリーとも呼ばず
いまだに アイツ呼ばわりだけど
それなのに 家族の朝ごはんはつくるし 性格も そっくりで
拓郎さんが広島で ザ・タイガースを観たとき
当時の客席の女子たちの歓声がうるさくて
自分たちの演奏と歌をちゃんと聴いてほしいって Julieが客席にお小言
そんな光景におどろいたそう
私も 初めてジャズ喫茶でザ・タイガースを観たとき 歓声でちっとも歌が聴こえなくて
それから ずいぶんたっとき
歌ってる最中は 静かに聴いてねって Julieが言うから
Julieのいいつけ守らない子いっぱいいたけど
それいらい40数年 そのとおりにして
拓郎さん 今でもJulieは ステージで客席に怒っているんだってと
渋谷2回目のステージで 今年初のJulieからのお小言もらったひともいて
たくさん年輪重ねても 相変わらずな女子もいて
Julie以外のコンサートじゃ 普通のことも
Julieのコンサートじゃ通用しないこと いっぱいあるから
Julie鑑賞 難易度高いのかなぁ
拓郎さん 当時R&Bをやっていて
自分たちのバンドの方が実力はあるのに
なんで広島の女子は ザ・タイガースなのって
自分たちが人気がないのは広島の女子がいけないんだって 当時をふりかえって
そういえば 十数年前
広島のステージで いつも後方で観ていて たまたま前方席だったとき
MCでJulieが 「広島に男はおらんのか」って
昔から ずぅ~っと女子が多い客席に あれこれ思い始めていたときだったのかな
それから 広島のステージがなくなちゃったときもあったかな
今は男子たちも集ってくれて 昨年は 楽しい広島のLIVEだったっけ
あれから 拓郎さんが 沢田研二みたいになって
Julieが 拓郎さんみたいになって
そんな どこかが 逆転したり どこが似ていたりな
2人の会話 早く聴きたいな