JULIEの文字ついたブルーの封筒の中に入った麦撫子のタネ
私のリュックサックの中に入って
列車のレールが流されちゃった海沿いを バスに4時間乗って
途中で
Julieのコンサート会場に立ち寄って
リュックの中で Julieの歌声聴いて
それから 新幹線で 我が家に
昨年のJulieのツアーファイナルが終わったころ ようやく土に
真冬の寒空にちいさな双葉が出たときは嬉しくて
それから大雪も経験したけれど
今朝は 鉢の陽だまりの中で
津波を まじかで見つめた 葉っぱとお花
そんなタネから芽がでたから 逞しく 逞しく 育って お花を咲かせてくれること願って
津波が流して 何もなくなった場所に 足跡つけて
自分の生まれ故郷と似た海沿い 懐かしい匂いを感じながら
自分の身体に病が入りこまなかったら
家族全員で海沿いの故郷を去ることもなかったのかなぁ
なんて しみじみ歩いた港周辺
人生の転機も与えてくれる住む場所
家族全員で 住み慣れた地から大移動し 未知の地に
今となっては 大きな決断をした天国にいる父に感謝
自分の病にも感謝
今では悪魔くんから 天使になって 毎日つきあって
先日の Julieのお正月LIVEの千秋楽
Julieが祈りをこめてプレゼントしてくれた黄色い腕輪して
阪神の和田監督に願いをこめて 黄色いジェット風船飛ばして
Julieのおしゃべり聴いているうちに 空気がぬけて
ジェットな勢い減速した風船は
渋谷公会堂の2階席から 1階席の上空飛んで
飛ばしたひとが捻くれているから
Uターンして
離れたブロックにいる ともの頭上をかすめ ちょっと後方2階席に着地して
まるでそこに届いてって願ったみたいに
Julieの祈りが届いて
新たな地で 麦撫子を育てることになったひともいて
緑の葉っぱも 育ててくれるひとの人生みつめて