♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

♪まよえる人よ

2015年12月18日 23時57分16秒 | PYG

夕陽のベールも終わりそうなころ

向こうの空は 名残りのオレンジ色

 

こっちの空は 夕闇にくっきりのお月さま 

 

夕闇の箱庭にいる睡蓮鉢

さっきの風景と ちょっと違って

 

青い空のときに 開いたティナのガク

パープルの花びらから離れて ピンっと弾けて

フラッシュでパチリしたら ブラッドムーン色

 

三時間後に

窓を開けてみたら また変化して

弾けたガクが 力尽きて

 

部屋の明かりで パチリしたら 

パープルの花びらが ボクは まだここにいるよって

 

きょうは 

PYGの♪花,太陽,雨♪アルバムバージョンを聴いたり

繪舞台 琳派ロックバージョンの♪花・太陽・雨♪を聴いたり

 

PYGの♪花,太陽,雨♪

1971年4月にシングルで発売

1971年8月に発売されたファーストアルバム「PYG」のB面1曲目に収録

 

大昔の日記を巻き戻してみたら

ザ・タイガースが解散した年の昭和46年3月

ジャズ喫茶ヤングメイツで 

初めてツインヴォーカルのPYGのステージを観て

ジュリーフアンとショーケンフアンの分裂を体験して

その日に聴いた曲は

♪花,太陽,雨♪ と♪ブラックナイト♪だった

 

44年ぶりに私の中で

ふたつの曲が繋がって

 

44年前に

日比谷野外音楽堂で開催されたロックコンサートで

集った若者男子たちに受け入れてもらえずに

客席からステージにいろんなものが投げつけられて

ステージにいるPYGのメンバーも

客席に集ったPYGフアンも

苦い苦い思い出のステージだった

 

昭和46年の日本は そんな時代だった

あの苦い体験をしたものにとって

PYGの曲 ♪花,太陽,雨♪が

44年経った今

あの頃生まれていない若い世代にも

PYGというロックグループが存在していたことも

知ってもらえて 

PYG世代としては嬉しい限りだけれど

 

繪舞台 琳派ロックバージョンの♪花・太陽・雨♪

PYGのアルバムバージョンのエンディング

♪まよえる人よ~

この歌詞が歌われていないのが残念 

 

 

花のイノチ終えた熱帯スイレンティナの7番

きょうは ガクが 二回も弾けて 

パープルをちゃんと魅せてくれて 何かを言いたかったのかな

 

エンディングの歌詞は だいじやでぇ~

♪まよえる人よ~

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