マイクの前で

久々にマイクの前で緊張感を味わった。

その瞬間はいきなりやってきた。
昨年、休職をして職場から離れて８ヶ月。
復帰したときには仕事の内容を変えてもらったのでアナウンス業務は
なくなっていて、もうアナウンス業務は二度としないと思っていた。

今ではパソコンに原稿を打ち込んで電子音でのアナウンスになっている。
今日はアクシデントがあり生声で放送することになってしまった。
ところが担当の女性が風邪をひいていて鼻声で声をだすのも辛そう。
別の女性に依頼をしていたけどアナウンスが苦手だと。。。
そんな会話を聞いていた私。

もう１年以上もマイクから離れているので嫌だなと思ったけど
目の前で困ってる様子に断るのも大人げないかななんて。。。

原稿を見たらカタカナで言いづらそう。
練習したくてもマイクをオンにして練習はできないし。。。
アナウンスの時間がきてマイクのスイッチをオンにして
声を出しスピーカーから自分の声を聞いてようやくほっと。
原稿を読みながら自分の声も確認できたので緊張はしていないかなと。
でも原稿を読み終わる寸前になぜか緊張してきた。
でもドキドキの緊張ではない違った緊張感だった。

病に陥って、いろんなことができなくなった私。
でも今日、マイクの前で声が出せたことは今の私にはひとつ自信が
持てたのかも。

私の声を知ってる職場の人からは、懐かしい声だったねと。
普段、電子音に耳慣れている人には生声は新鮮に聞こえたのかな。

マイクつながりで。。。
歌ってるJulieの声が聴きたいなぁ。
お芝居にどっぷりつかった後の８月からのコンサート。
きっと、Julieも新鮮な気分でマイクが持てるんだろうなぁ。