気になるJulieの指先パフォーマンス広島編
1960年代の雑誌のおまけ
四つ折りポスターの2番目
50年は長かった
お互いに歳をとりましたねなんてあと
69歳だというのに跪きポーズして
右手でボウタイ外し
マイクを右手に持ち替え左の指先でシャツの第一ボタンと第二ボタンはずして
松江は通常バージョンで♪僕のマリーのときだったのに
広島は、せっかちな指先の気分だったのね
何曲か歌って
つぎにシャツに目がすいよせられたのは
写真を裏返して
あっちに歌いに行く前に
第二ボタンまで外した場所にJulieの右手がインして
あら、きょうは真ん中で・・・
そんなに甘くはないぜ
あっちに呼ばれちゃってるからさ
冷めた心の塗り替え作業行く前に予告編しただけさ
そんなつれない表情だったかしら
こんなスレンダーJulieから50年だから
シャツも身体にふぃっとしてるとボタン弾け跳んじゃうから
ゆったりサイズだけど
まあるいカーブだからズボンが下がりやすい
ダーリング歌いながらもズボンずり上げたりしながら
髪をかき上げマイムで
グシャグシャと立ち上げたりして
毛先がツンツンとしていい感じの髪型で
目には見えない水兵帽子を高く持ち上げ
だーーーーーーーーーりんぐ
帽子がずいぶん低い位置に着地して
ここらへんまでの指先は
他のときに白い髭に指先三回分だぜって知らせてくれて
ズボンからはみ出したシャツの隙間が
しゅっとした三日月のようで誰かの瞳はすいよせられて
距離的に
スリットから覗くまあるいカーブは見えそうで見えなくって
最前列の年を重ねた男子の瞳には、ばっちり映ったかもね