♪夢見る時間が過ぎたら♪

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三人でお茶のつづき⑨ザ・タイガース同窓会

2020年08月25日 23時01分11秒 | ☆JULIE写真館

ザ・タイガース最初の転機のつづき

現在はメンバーみんな70代だけど

50代半ばを迎えた三人が当時をふりかえって

 

〈最後の転機となった解散〉

解散はメンバーが

自分たちで考え出した結論ですからとサリー

 

〈解散の理由は?〉

メンバーそれぞれが「自分がいちばん」という意識を

持つようになってねとサリー

そうした状況の中で、ひとりひとりの目指す方向性に

バラツキが出始めたんです。

かつみは脱退する以前から「ソロでやりたい」

と言っていたし、

瞳は瞳で芸能界にいることに疑問をもちだした。

「僕たちは大人の世界に利用されているだけだ」

というとらえ方をしたんですね。

だから後ろ向きの解散というより、

それぞれが「これで自分の選んだ方向へ行ける」

と考えての前向きな解散だったと思います。

 

僕はタイガースというものが終わるとは

思っていなかったとジュリー

かつみが独立したいと言い出したときも、

「何でだろう?」と思ったんだ。

同年代が全学連運動とかをやってるときに

僕らはエレキバンドやって、

デビューしてからもアイドルだ、お人形さんだと

言われ続けたでしょう。

そういうことが僕はすごく気になっていたけど、

一方で「人気って、欲しくても

手に入らないもんちゃうの?」って思いがあった。

でも最近になって思うんだけど、

タイガースは僕がいるせいで

ギクシャクすることが多かったんやない?

 

ほうとサリー

どうして?とタロー

 

要領よく見えなかった?とジュリー

僕は自分の立場をよくするために、

誰かにすりよっていくようなことは一切しなかった

って自負があるんだ。

ヴォーカルで人気があるから周りに

よくしてもらってたけど、

「ここで錯覚して何かを期待すると、

あとできっとガッカリするぞ」なんてけっこう冷めていた。

でもほかのメンバーにしたら

「何でアイツばっかり」と思ったんじゃないかな。

 

あの当時「錯覚したらアカン」って

わかっていたというのは凄いねとタロー

解散後に自分のグループを作ったけど、

結果は厳しいものだったよ。

「自分も人気がある。ソロでもやっていけるんじゃないか」

と勘違いしていたんだ。

 

その勘違いはみんな、少なからずあったと思うよとサリー

タイガースは沢田あってのバンドだったことは事実なのに、

それが見えなくなっていたんやな。

僕だって「メンバーの中ではどん尻だけど、

世間的にはまあそこそこの人気者だろうな」

と勘違いしていたもの。


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