握手会やツーショットな写真が撮れるおまけもなんにもついていないのに
板の上の沢田研二を鑑賞するためにだけ
12時間も空とんで 国境を超える自分もいて
列車をなんども乗り継ぎしないとたどり着けない場所に
移動時間半日かけてまでも
板の上にいる沢田研二を鑑賞したい
そんな自分
沢田研二の支持者だって いろんなタイプがあって
沢田研二が生まれて初めて体験した光景
普段とは違う一般大衆の前で(それから私とは違うタイプの沢田研二の支持者)
自分の透き通る青い気持ちを 緊張した声で 熱く熱く語る姿
数時間後には
映像と 文字に起こしている沢田研二の言葉を確認して
あぁ 長年支持している沢田研二が 板の上以外の他に こういう沢田研二もいることを
そういう沢田研二を鑑賞したい自分が 私の中にないんだと
冷めた目線で
夜な夜な ひとり実感し
だから 沢田研二の着ているもの にのみ 興味をいだく自分がいて
沢田研二が 歌う我が窮状
歌で表現したから 板の上で歌うから
横浜での九条の会に参加し 歌う沢田研二を鑑賞し
沢田研二の紡いだ言葉 ひとつひとつに
会場から拍手が起こり
歌い終わって 無言で拳を上げる沢田研二に まっすぐな視線の前で 拳をあげた自分も
そんな沢田研二を支持する自分
ここ連日
沢田研二を40数年 何があろと ずっと支持していたひとたちと
意見を交わし
相手の意見も
自分の意見も
交差する部分もあったり 交差しない部分もあって
沢田研二が生まれて初めて体験した応援演説
あの場所に行かないけれど 意見が交差したけれど
メディアの取り上げかたに 一喜一憂し
スポーツ紙 全部買って どこの記事がなんて
ステージ鑑賞の翌日に スポーツ紙を求めてコンビニに走る自分もいて
ブログにも載せる自分なのに
ブログをやっていたら アクセス数が一番気になるひともいていいけれど
そうじゃないひとがいても
自分のブログは自分色
私の中に求める沢田研二じゃない情報に 冷めた目の自分がいて
髪をカットし 次の準備もし終わった後
3人と 意見交換し
64歳で自分を高齢という沢田研二に
おじいちゃんになったら 介護してあげたいねなんて話題に切り替え
そのあとは笑い話に切り替え
あんまり可笑しくて 涙した自分もいて
その涙は きっと違う涙だったのかも
ひとしきり 荻窪北口の話題以外で盛り上がった後に
まだ乾杯したことがないけれど
沢田研二と同じ空間で体験した3.11のあの数時間後
情報が届かない佐野駅で途方にくれていたときに 遠い街から心配のメールくれて
そんな沢田研二の支持者から 長いメールが届いた
最後の言葉に 涙がこぼれて
ずいぶん昔に
あれこれあって 離れていった支持者が多くいたとき
周辺の雑音に 一喜一憂することなく・・・・
フアンのプロに・・・・
つい最近も
自分から応援していますって言うひとは 僕からみたらフアンじゃない・・・・
どこにいっても 私は沢田研二のフアンです・・・・
沢田研二の名前を前面にだして自分をアピールするひともいて
自分の好きなブランド
ブランドをまとわなければ自分を表現できないひともいて
自分が愛するブランド
ブランドの価値を高めるのも ブランドの価値を下げるのも
ブランドを支持するひとたちに左右され
自分の目で これがいいって選んだブランドだから
ブランドがあれこれ しても 一喜一憂することなく
加熱する一部のブランド愛好家とは 一線をひいたところに自分を置いて
なだらかな安全な道を選ばないで この先 どこに行くんだろうなんて
いつも そんな道をさがしながら 散歩しているおさんぽペコちゃんだけど
私の愛好するブランドも 険しい道のりが好きなのね
危険な香りのする沢田研二をもとめていたけれど
そんな「危険」じゃなかったのになぁ。。。。
類稀な貴重なブランド 沢田研二
これからも ずっと愛用したいブランド 沢田研二
ブランド自らも 大切にしていただきたいブランド名
涙の理由 こんなに紡いじゃって
書き込みありがとうございます。
>否定も肯定も俺には 出来ないけど、
本当は仕事以外何をしてもかまわないと思いますが
あのような場所への登場は、エンターテイメント的に今後のことを考えるとあれこれ心配で 否定の反応をしました。
ひとがやらないことをするのがJulieですが、あまりにも危険な行動のような気がしました。
板の上には持ち込んでほしくない事柄です。