♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

SHOUT!千穐楽@東京国際フォーラム 憂鬱なパルス②

2019年12月04日 23時09分39秒 | 沢田研二LIVE

昨夜は1993年versionの憂鬱なパルスで眠りについて

 

93年versionはずいぶんリズムが弾んで

2019年version

ゆったりなリズムなのにじわじわとおしよせてくる

歳を重ねたせいか

じわじわ感がじゃすとふぃっと

71歳のJulieの狙いは心地よくて

 

ないものねだりはしない派なので

ギターの響きだけで歌うJulieの歌声をフルに楽しんだSHOUT!ツアー

 

 

ステージ44回重ねて

歌う職人技の腕の魅せどころ聴かせどころも

ずいぶん進化を遂げて

 

千穐楽の歌声は

歌うことが楽しいって雰囲気満載だったっけ

 

追加の観賞したのもこの曲をどんなふうに

聴かせて魅せてくれるのかしらと

22回も聴き比べて

 

さぁ、つぎは張り切って歌うぞ的に

シャツの袖を腕まくりして

色白な腕を魅せたあとは色白な素肌まで魅せつけて

そんな光景にドキドキは歓声にへんかんして

感性は個人差があるみたいだけど

  

お互いに髪の色もグレイヘアになって

見た目はおじいちゃんおばあちゃんになったって

50数年前に

ステージと客席の関係がスタートしたとき

お互いに10代だったから

音が鳴ったら条件反射で10代のころの気持ちに

なれちゃう術は持っていて

 

見えない壁マイムの指先もイキイキ

感じて・・・壊れた俺

そのあとにつづく「愛して・・・」のフレーズ

ツアーの最初のころはシンプルに歌っていたけれど

回を重ねて

その日だけversionで歌ったり

 

自分のらす前の静岡はシンプルversionだったけれど

千穐楽version

レモンを最後の一滴まで

ぎゅーーーーーっと搾るような歌い方で

ハスキーヴォイスぽくって

最初からずいぶん心が弾んで

 

ツアーの途中からマッチするマイムも登場し

いつも遠く斜めからみつめた指先

真っ直ぐまじかは初めてだった

天使の翼はちょこっと横向きで翼のかたちまで感じさせて

 

ハートの痣覗くなマイム

横須賀ではシャツのスリットに

指先がすべりこむ瞬間もあったっけ

71歳とは思えない妖しい指先だったり

 

千穐楽はシンプルversion?

 

端っこからセンターに移動しながらの震える指先もイキイキ

さざ波のようなせまってくる震える指先マイムは

鹿児島、横須賀、白河などなど思い出も重なったり

 

シャウトも織り交ぜながらの二人いる俺

マイムは斜めversionがツボ

 

ステージの端っこから端っこまで移動しながら

ここらへんで立ち止まって歌おうもたいへんかしらなのに

歌詞に添ったマイムもしながら

壊れた俺を演じて

 

最後のフレーズはどんなversionかしらと

愛して・・・夢見るようにぃーーーーーーー

後半のーーーーーーーーーは変化をつけて

 

気持ちを声にっていうより喉にいっぱいためて

 

ジュリー猫の深呼吸みたいに

いっぱい吸って

いっぱい息をはきだすみたいに

喉から声をしぼりだしてる感じで

 

どこまで声が続くんだろうって

ずいぶん気持ちを込めた歌い方で

毎回息がとまる思いで聴いて

にぃーーーーーの長さを計ったことはないけれど

自分が聴いた中で最長だった?

 

夢見るようにぃーーーーーーー

ハスキーヴォイス的に声をしぼってーーーー

しぼりきったあとに

まだ声がでるぜって喉から

「あ!」のおまけがついた宮崎versionも

 

ギターの響きでエンディング

白河の

ぐーじゃなく人差し指のエンディングも思い出深いけれど

千穐楽はグーマイムだった?

 

歌い終わったJulieに

同じくな思いのひといっぱいだったっけ

 

憂鬱なパルスの余韻で

しばらく夢見心地でいたいのに

Julieはさっさと気持ちを切り替えて現実を歌うのよね、、、 

 


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