昨夜は1993年versionの憂鬱なパルスで眠りについて
93年versionはずいぶんリズムが弾んで
2019年version
ゆったりなリズムなのにじわじわとおしよせてくる
歳を重ねたせいか
じわじわ感がじゃすとふぃっと
71歳のJulieの狙いは心地よくて
ないものねだりはしない派なので
ギターの響きだけで歌うJulieの歌声をフルに楽しんだSHOUT!ツアー
ステージ44回重ねて
歌う職人技の腕の魅せどころ聴かせどころも
ずいぶん進化を遂げて
千穐楽の歌声は
歌うことが楽しいって雰囲気満載だったっけ
追加の観賞したのもこの曲をどんなふうに
聴かせて魅せてくれるのかしらと
22回も聴き比べて
シャツの袖を腕まくりして
色白な腕を魅せたあとは色白な素肌まで魅せつけて
そんな光景にドキドキは歓声にへんかんして
感性は個人差があるみたいだけど
お互いに髪の色もグレイヘアになって
見た目はおじいちゃんおばあちゃんになったって
50数年前に
ステージと客席の関係がスタートしたとき
お互いに10代だったから
音が鳴ったら条件反射で10代のころの気持ちに
なれちゃう術は持っていて
見えない壁マイムの指先もイキイキ
感じて・・・壊れた俺
そのあとにつづく「愛して・・・」のフレーズ
ツアーの最初のころはシンプルに歌っていたけれど
回を重ねて
その日だけversionで歌ったり
自分のらす前の静岡はシンプルversionだったけれど
千穐楽version
レモンを最後の一滴まで
ぎゅーーーーーっと搾るような歌い方で
ハスキーヴォイスぽくって
最初からずいぶん心が弾んで
ツアーの途中からマッチするマイムも登場し
いつも遠く斜めからみつめた指先
真っ直ぐまじかは初めてだった
天使の翼はちょこっと横向きで翼のかたちまで感じさせて
ハートの痣覗くなマイム
横須賀ではシャツのスリットに
指先がすべりこむ瞬間もあったっけ
71歳とは思えない妖しい指先だったり
千穐楽はシンプルversion?
端っこからセンターに移動しながらの震える指先もイキイキ
さざ波のようなせまってくる震える指先マイムは
鹿児島、横須賀、白河などなど思い出も重なったり
シャウトも織り交ぜながらの二人いる俺
マイムは斜めversionがツボ
ステージの端っこから端っこまで移動しながら
ここらへんで立ち止まって歌おうもたいへんかしらなのに
歌詞に添ったマイムもしながら
壊れた俺を演じて
最後のフレーズはどんなversionかしらと
愛して・・・夢見るようにぃーーーーーーー
後半のーーーーーーーーーは変化をつけて
気持ちを声にっていうより喉にいっぱいためて
ジュリー猫の深呼吸みたいに
いっぱい吸って
いっぱい息をはきだすみたいに
喉から声をしぼりだしてる感じで
どこまで声が続くんだろうって
ずいぶん気持ちを込めた歌い方で
毎回息がとまる思いで聴いて
にぃーーーーーの長さを計ったことはないけれど
自分が聴いた中で最長だった?
夢見るようにぃーーーーーーー
ハスキーヴォイス的に声をしぼってーーーー
しぼりきったあとに
まだ声がでるぜって喉から
「あ!」のおまけがついた宮崎versionも
ギターの響きでエンディング
白河の
ぐーじゃなく人差し指のエンディングも思い出深いけれど
千穐楽はグーマイムだった?
歌い終わったJulieに
同じくな思いのひといっぱいだったっけ
憂鬱なパルスの余韻で
しばらく夢見心地でいたいのに
Julieはさっさと気持ちを切り替えて現実を歌うのよね、、、