必要のないもの

Pleasure　Pleasureツァーもあと５公演。

今年は時間的に恵まれていたので
Ｊulieのコンサートをたくさん見ることができた。

いろんな地方に出向いてみて、昨年とは違う雰囲気。

ずっと見てきた私にとって嬉しい光景もそうでない光景も。

まだツァーは全部終っていないけれど
一番、印象に残ったのは鳥取市民会館。

会館は４０数年も前に建てられ古びていたけれど
鳥取のお客さんはとっても熱かった。
声援も凄かったけれど、何よりヒット曲以外の曲にも反応してくれたのが
嬉しかった。
昔のＪulieではなく今のＪulieを今の沢田研二を感じてくれた。


昨日の静岡も２階席でも立って楽しんでくれていた。

ただ残念だったのは私の席周辺の環境が最悪だった。

１曲のうちに立ったり座ったりを繰り返し落ち着かない。
おまけに大きな声でオシャベリ、
Ｊulieが登場してからず～とオシャベリ。
静かな曲になったらやめるかと思ったら延々続いた。

その間、Ｊulieの声よりその人の声が耳に入って
Ｊulieの曲に集中することができなかった。

Ｊulieを初めて見るのか何十年ぶりで見るのか
Ｊulieの今の曲を全く知らないようで
コンサートを見慣れていない人のようだった。

ず～っと騒音をガマンしていたけれどとうとうキレた私だった。

♪明星♪でＪulieが歌いだしてもまだ大きな声が聞こえたので
注意した。

昨日は入場の際の注意事項にガムをかんだり飴玉をなめることまで
禁止されていた。

ガムをかんだり飴玉をなめることを禁止するくらいなら
Ｊulieの歌っているときのオシャベリも禁止したらいいのに。

Ｊulieの歌を妨害するような大きな声でのオシャベリは
係員も注意してくれたらいいのに。

先日の横浜では係員の怒鳴り声がＪulieの歌を妨害していたけれど。


Ｊulieのコンサートに不要なものはオシャベリだけではない。

最近はＪulieのコンサートにふさわしくない小物が目につく。

何人かの集団で赤いストールを宙に投げたり
Ｊulieの文字を書いたうちわをふりかざしたり。
まるで昔のアイドルのコンサートのよう。
そんなことをするのはＪulieのコンサートを見慣れていない人だとは思うけれど。



こんな光景までＪulieの目には新鮮に映るのだろうか。

Ｊulieのコンサートにはそんなもの不要だと思うのは私だけ？


Ｊulieのコンサートに必要なのは

Ｊulieを思う熱いハートとキレのある手拍子と惜しみない拍手
そして熱い声援。

それから、ロックなリズムにノレる柔軟な体。

あ、それから毎年発売されるアルバム、
今Ｊulieが歌っている曲、覚えなくてもいいから聴くことは必須。


純粋にＪulieの歌を楽しみたいのに
それができない最近のＪulieのコンサート。

こんな状況がいつまで続くのだろう。