砂時計の砂が落ちるような空しい一日だったけれど
絶景を見つめた桜色の砂時計の思い出でもつづろう
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たどりついたときには
それなのに
うっすらしかパチリできずなデジカメみじゅくもん
カメラ屋さんも認める壊れかけの
あやしいデジカメ
お店のひとに撮影許可もらってアッパーラウンジからのパチリ
桜色した砂時計
砂が落ちるのも 待ち遠しいやら なんだか切ないやら
砂時計が知らせてくれたから紅茶を注いで
上から目線でみつめる風景の地図とパチリもしたり
ティーカップに映る軒先と緑の葉っぱもみつめたり
紅茶にミルクを注いで
ティーパックの葉っぱ越しに 富士ちゃんが見える方向をみつめても
富士ちゃんは 雲隠れで姿を見せずだけれど
ちょこにへんしんした緑の葉っぱが
苺とアイスクリームをのせたブリュレを連れてきて
ティーパックの葉っぱとチョコの葉っぱが可愛くて 上から目線でもパチリ
サクサクしながら
美味しいねってしながら
年に一度の待ち合わせ場所 白い桜の木の下にあるベンチもみつめ
夜も絶景かしらねとか
ティーパックの葉っぱの方向は清水港かしらねとか
お店の方が 大きな双眼鏡を貸してくれて
港は清水港と教えてくれたのでズーム目線でもみつめて
三保松原も 大きな双眼鏡でみつめたら松林もくっきり見えて
Restroomの廊下の額縁みたいな小窓の風景
ごちそうさまして
屋外テラスから庭園と山並みをみつめ
二つ重なった山並みは竜爪山(りゅうそうざん)
南側の一等三角点のある文殊岳(1041m)と 北側の薬師岳(1051m)の二つの峰からなる双耳峰
さっきてくてくした黄色い歩道をみつめて
ぐるっとの風景
ガラスの柵越しのぐるっとの風景
富士ちゃんが隠れている方向を見納めして