花のイノチ終わりかと思っていたのに
洗濯物とりこむときに
風に押されながらも
お日さまの気持ちに応えるように
閉じきれていない花びらが
開いて
まだ開く力が残っていたんだねって
毎日、腕まくりして花観察の髭じいに
まだまだパワフルな歌声聴かせてくれる75歳のJULIE
歌いながらも
持ち前のパフォーマンスは
忘れなかったり忘れたり
半世紀以上の
君だけにの人差し指は忘れちゃったりしたのに
誰かが気になってるシャツのボタン外し
クマさんが恋しい位置で
マイクを持つ左の袖口のボタン外し
折り返してセンターに向かいながら
右の袖口のボタンを外し
向こうあたりで
カフスをたくしあげ腕まくりのJULIE
2階席10数列だというのに
真正面の階下でのボタン外しが確認できるのも
ボタンは見えないけれど
白魚指先の行方が気になる派だから
さあ、あっちの余韻のページに戻ろう