40数年経っても 衰えを見せないJulieの指先のパフォーマンス
大昔からある指のパフォーマンス 影絵もあれば
指先で 言葉や気持ちを伝える手話もあれば
指先で 物のカタチ 気持ちを伝えるパントマイムも
舞踊もダンスも指先まで
名古屋の夜に
舞台で演じながら 真っ白な指先を使って いろんな表現をするJulieの指先に魅了されて
翌日、旅先のテレビで 指を使ったパフォーマンスを見て
ダンスしたりするワカモノの指
Julieの指だったら どんな表現するかなぁって
その数時間後に 前日とはまた違う表現をしたJulieの指先
グラスを持つ真っ白なJulieの指先 グラスの中の琥珀色をダンスさせたり
舞台で何かを表現するひと
顔の表情でココロを表現しても 遠い席からでは せっかくの表情が感じ取れないけれど
手の動き 指先の表現で 気持ちがよみとれて
どんな席で 鑑賞していても 舞台から ココロが伝わらないとね
指が記憶している感触やカタチは 時代を超えても そのままカタチなって
まだ記憶力ばっちりの10代20代のころだったから?
Julieの手の感触 あれから40数年経っても 私の手の中で そのまんまの記憶
6月23日からスタートする
沢田研二 LIVE2012 3月8日の雲~カガヤケイノチ
まだまだ妖しく動く真っ白な指先と ほっそりな足も巧みにつかって
ビロードな歌声とともに Julieの指先とJulieの足 どんなパフォーマンスしてくれるかしら
Julieの指先の表現とともに あ、眼差しもついたらなおいいけれど
CDで聴くより 生で 聴いたら 今のJulieの気持ちがしっかりココロに沁みるかな
なので 今夜は 3月8日の雲ではなく
アルバム 架空のオペラ 1曲目に収録されている
♪指♪ (作詞:松本一起/作曲・編曲:大野克夫)を聴きながら
今から27年も前
年に1度のJulie鑑賞だったころ 神奈川県民ホールで
土砂降りの雨の中で歌うJulieに あ~ Julieはどんな世界へ行こうとしているのかしらなんて思ったものでした
それからずいぶん時間が経ったころ
Julieもずぶ濡れ 私たちもずぶ濡れで 熱く熱く燃えた土砂降り雨の野音だったっけ