１１．２２小雪（しょうせつ）な日のさんぽ その３

薄曇りな空の下　銀杏の樹をみつめていたら

　

 

慰霊塔のてっぺんの　カラスたち　何を思っているのかな　

 

ソメイヨシノの葉っぱ越しの慰霊塔

 

左の塔は

戦争で　はらった大きな犠牲と破壊を表し

右の塔は

日本が将来に向かって発展する姿を表して

 

戦争の悲惨さを忘れることなく　恒久の平和を念じて

 

　塔が建立された年から

６０年経っても

まだ　世界のどこかで　銃撃戦な光景のニュースがつづいて

 

そんなこと思いながら　塔を見上げていたら　てっぺんにいたカラスが飛び立って

 

黄金色もとめての　さんぽの締めは　　

同じ還暦な慰霊塔の前で　　改めて　平和を願って