鎌倉市役所前からミニバスに乗って
梶原口で下車して
おおまかな地図は持っていたけれど どこを曲がっていいのやら
交番によって
大きな地図を広げて待機してるおまわりさんに
道順を教えてもらって
次の信号を左折して坂道をのぼったら右に曲がって
あばうとな道順を頭に記憶させて
住宅街の坂道てくてく
坂のずっと上には大きな公園が見えてきて
途中で右におれて坂道くだって
ツツジで有名なお寺に ようやくたどりついて
山門くぐって拝観料は賽銭箱に入れて
本堂に礼をして 境内散策
本堂の裏山の斜面がツツジ畑
まだ見ごろ前
蓮池にツツジのピンクが映りこんで
皐月のツツジの季節ならではの水面の風景
山の斜面に ちっちゃな滝
高所恐怖症のひとには 山の斜面をのぼるのは ちょっと不安だけれど
ツツジに誘われて登ることに
ツツジ越しに山門をみつめて
ちっちゃな竹林をみつめ
岩壁沿いの階段をのぼって
途中は墓地になって
岩壁の上を見上げつつ
幅の狭い階段のぼって
白いツツジ一輪に一息ついて
登ってきた階段をふりかえって
崖の岩場に咲く赤い実は?
一輪のタンポポに 心和んだり
白い花に 一息ついて
白花紫蘭
葉っぱに映る自分の影をみつめて
まだまだ続く階段 芝桜をみつめたり紫蘭をみつめたりしながら登って
区切りがある階段に 高所恐怖症も 少し緩和され
階段のつぎは山の斜面をジグザグに
ふたたび階段
ツツジが咲く崖っぷちは すいこまれそうなので見ないように
カメラを持って転んだわけではないけれど
おっと危ないカメラが回転して
階段をのぼっていくうちに
本堂の屋根が木に隠れて見えなくなって
傾斜がきつくなって タンポポの綿毛に心和ませてもらって
足元に咲く ちっちゃな花にも癒されて
山の斜面が墓地になって
お墓参りするのも足腰丈夫じゃないと
並んだ墓石をぬけたら山の頂上
仏行寺の歴史を学習してこなかったので ツツジに囲まれたこの塚は?
◇源太塚
バス停も梶原口で下車したけれど
帰宅して調べたら
梶原景時の子、梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)の片腕が埋葬されている塚
景季の死を悲しんだ妻信夫(しのぶ) は
ここで自ら命を絶ち
鎌倉山にあるしのぶ塚は源田塚と向き合って建っているそう
崖に咲くツツジに誘われ山の頂にのぼって
鎌倉時代の歴史をおさらいして
源田塚を囲むように石のベンチが並んで
ツツジ越しに本堂方向の 風景を見おろして
石のベンチでひとやすみ
ツツジの香り感じて
反対方向はこんな風景