
境内の藤棚から見える竹林
散歩の前日にTVで英勝寺の竹林が映って
梅沢富男さんが歌っている風景の映像を重ねながら
屋根がついている門をくぐって
昨年、嵯峨野の竹林のライトアップを観賞したときに
竹の足元は囲われていたけれど
柵越しに、竹が成長する過程も見えて
竹皮がついたまま成長し
成長しながら竹皮がむけて
竹皮がとれて青く成長中
竹の一生を学習したら 竹皮の数は節の数と同じ
そばには竹の子もいて
竹皮の間から緑の舌葉が枯れて
花が咲いて枯れた竹は伐採されて
(花が咲いた2~3年で枯死)
そばにいる竹も節の間がまだ短く
まだ生まれたばかり
数十日間で完全に成長して
その後は節の連結部分が成長し
枝がでたあと固い竹になるそう
竹の成長の速さに びっくりだったけれど
竹の1時間の長さは
松の30年の生涯に該当することを知って
改めてびっくり!
竹林を守るため竹の子が大事に育てられて
今年生まれたばかりだったり
数年経っていたりの竹を見上げ
竹林越しに崖の下はやぐら?
やぐらの横に小さな穴が
穴から見える風景も竹
生れて数十日の色白の竹や、成長して緑の違いも楽しめて
竹林の中に「姫御殿跡」と書かれた札
水戸徳川家のお姫様の住まいだった場所
英勝寺には、水戸藩からたくさんの家来や奥女中が遣わされて
尼となってもお姫様としての暮らしが守られ
出かけるときには駕籠に乗り、100人ぐらいの大行列を引き連れていたそう
なぜだか竹林からはみ出して小道に 頭を垂れてこんにちは!してる竹の子
てくてくした小道をふりかえって
向きを戻して、さっきくぐった竹林の門をみつめ
ぽつぽつ雨の風情もあって
静寂の空間ふたり占めして心が清められた竹林さんぽ