♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

久世光彦展

2009年10月17日 16時47分34秒 | JULIE
昨日、ようやく世田谷文学館に行くことができた。

久世さんの生い立ちから始まって最後の仕事まで。

展示されている写真や原稿や台本、そしてメモ書きの文字、

亡くなる1ヶ月に撮影された映像も見ることができ

久世さんの70年間の生涯を感じることができた。


私にとって久世さんはJulieに関わった人というだけではなく

45年も前、小学生の頃に見ていたテレビ番組。

当時は、いしだあゆみさんに憧れて髪型もマネしていて
夢中で見ていた「7人の孫」が最初。

その10年後に久世さんとJulieとの関りが始まった。

「悪魔のようなあいつ」、「セブンスターショー」、
「源氏物語」等から「センセイの鞄」まで。


Julieの奥様になる前の田中裕子さんが出演したドラマも
よく見ていた。

久世さんの関わった番組のほとんどが記憶に残っていたので
展示されている台本や写真にその当時の記憶が蘇ってきた。


久世さんの遺されたスケジュール表、

スケジュールがたくさんメモ書きしてある大きな壁掛け用のカレンダーが
展示されていた。

亡くなる前日、2006年3月1日に午前と午後の予定。

午後の予定には時間と場所。
そして沢田研二、田中裕子と書かれていた。


前日にJulieに送られたFAX。

約束の追伸だった。

久世さんの文字にFAXを受け取ったときのJulieを想像してみた。

追伸の前のFAXには待ち合わせの場所とか書かれていたのかな。

久世さんとJulie夫妻が会食したときのこと、
JulieがコンサートのMCで言っていたけど、どこの会場だったかなぁ。


Julie夫妻と会食した翌日に亡くなった久世さん。

あちらの世界でもJulie夫妻を時々思い出してくれるかしら。


久世さんの書斎も再現されていた。

「悪魔のようなあいつ」の企画書もあそこで書かれたのかな。

スーパースターのためのノートと題された企画書。
「沢田研二という日食は起こるのだろうか」

久世さんの沢田研二への熱い思いが面々と綴られていた。

会場で購入した「久世光彦の仕事」にその企画書が
10ページにわたり掲載されいた。


久世さんを最後にお見かけしたのは
Julieとの最後の仕事になった「センセイの鞄」のとき。

私の斜め後ろの席で楽しそうに笑ってご覧になっていた。

そのときの久世さんの顔、久世さんの作品とともに
私の記憶にずっと残るだろうなぁ。


久世光彦展、11月29日まで開催されています。

世田谷文学館、場所はこちら
http://www.setabun.or.jp/
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3 コメント

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Unknown (jilan)
2009-10-17 20:34:43
久世光彦さんとJulie夫妻の事は雑誌等で少し知ってたけど…
今度、上京したら是非、行こうと思います
返信する
Unknown (まる)
2009-10-17 22:07:06
こんばんは。お邪魔します(^O^)
久世さんとの会食のお話は、
コンサートMCではなく
平成18年4月の大阪のトークショーでしたね。
他のトークショーには行ってないので
よく覚えています。
久世光彦展のお話、有難うございます。
返信する
Unknown (juli-peko)
2009-10-18 12:32:29
>jilanさん
「悪魔のようなあいつ」のDVDが見られたり、Julie関連も展示されていますので、ぜひ行ってみてください。

>まるさん
大阪でも話されたのですね。
話の内容は思い出せるのにどこで聞いたか記憶が曖昧で、思い出せなくて。。。
その日のトークショーには言っていないので
東京のトークショーだったかコンサートだと思うのですが。。。
返信する

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