極楽寺から稲村ケ崎まで てくてく
坂道くだったらすぐ打ち寄せる波
道路を渡って
波音を聴きながら海沿いてくてく
向こうに見える切通しまで
富士山と江の島が見える風景までたどり着いたら
まだ ひとも少なく
ここから階段のぼって
高台から夕陽をみつめることにして
もうすぐ沈む夕陽
夕陽と江の島と富士山
沈みゆく夕陽を名残惜しみ
夕陽のベール
枯れすすき越しの富士山
シルエットにはならずに雪化粧までくっきり
暗くならないうちに階段降りて
波の模様と一緒に江の島と富士山の風景
海沿いを走る車のテールランプも彩り添えて