♪夢見る時間が過ぎたら♪

歌人生60周年もうすぐの「沢田研二」のページをめくりながら
今と昔を紡ぎながら

一次元のライヴ鑑賞の意味

2014年09月30日 10時32分28秒 | 沢田研二

我が家のピエロくんは左利きだけど

Julieの右手の人差し指 いろんな意味を伝えてくれるけれど

最近は Julieの指先の意味合いも感じ取れないひとがふえて

冥途の土産に 初めて観にきたひとなら

それは 当然だけど

Julieが いちいち 言葉で説明しなくちゃわからなくって

それも 新鮮に感じられるのかしら?

 

 

40数年も歌ってるJulieだから

若いひとだって Julieの気持ちがわかるひともいたり

歳を重ねても Julieの気持ちが 理解できないひともいたり

年齢に限らず

Julie史の長さに限らず

 

デリケイの掛け合い そんなに難しいことじゃないけどね

Julieは好きだけど 音楽は苦手?

学生時代 音楽が苦手だったのに

Julie鑑賞の時間を重ねたら 音楽は楽しいにかわって

 

ずぅっと前は

客席のブロックごとに 

♪静かな湖畔の森の中で・・・

なんて輪唱などしていて

輪唱がバッチリ決まった時の Julieの満足そうな表情が

今でも 思い出されるけれど

 

そのころ ネットなんてない時代だったっけ?

 

一次元のライヴ鑑賞の意味に戻って

リアルタイムで 生のステージを楽しむこと

 

Julieが一番大事にしている生のステージ

Julieと同じ時間を過ごす 一次元の世界

 

 

近い場所だったり

遠い場所だったり

日本地図のどかの

ライヴ会場に足を運んで

 

Julieが

ステージで 

歌ったり

走ったり

跳んだり

くまさんJulieしたり

Julieの息づかいや

Julieの 遠い眼差しや

Julieの うるうるな歌声や

遠くに届く指差しや

 

いろんな距離のいろんな方向から

ステージをみつめ

ステージに映る照明も

ホールの壁に映る照明も

ホールの天井に映る照明も

 

ステージに結集される 全ての技を感じて

初めて

ライヴ鑑賞だと思うけれど

 

いつのころからか

現場の様子が

その場に 足を運ばないひとに

瞬時に 伝わるようになって

 

時間をかけて

やっとホールに たどり着いて

Julieと 

同じ時間に

同じ空気すって

Julieがステージからみつめる

ホールの風景も

同じくにみつめて

余韻の宴もして

 

たくさんの時間をかけて

やっと帰宅したと思ったら

行かないひとから   

ライヴレポを聴くなんてこともあったり

それが 私が感じたこととは 

まるっきり違うことだったり

 

文字をつづるひとの 

本来の目的をどこに定めているかによって

ライヴレポも 

まるっきり違って

 

自分の日記に

拘り観察メモして

数日たって あっちのページに

ライヴの余韻をつづったりしているけれど

 

ライヴ鑑賞は 

瞬時に ひとに伝えるために

行くんじゃなくって

自分が その時間を楽しむために

行くことだと思うけれど

本来の意味合いを 

勘違いしているひとも いるのかしらね

 

Julieの気持ちが読み取れるなら

足を運んで楽しむ 一次元の 世界が

どれだけ 貴重な時間で

どれだけ 愛おしいものか 

 

簡単に 

ポチ

って

して 

瞬時に ライヴの様子が わかっても

一次元の 生のステージが 

Julieのぬくもりが 

ケイタイや パソコンに 伝わるわけもなく

 

Julieのぬくもりが 伝わる 一次元の世界は

同じ空間で

同じ時間を共有したひとだけが

感じることができる

貴重な 時間で あってほしいと 切に願うけれど

 

当日券で参加したライヴ

隣で 同じく当日券で参加した 21歳の女子

「ネットは コワイです」

って

一番好きなひとは 

もう一次元では楽しめない歌い手のようで

 

家族の影響でもなく

ユーチューブの過去映像でもなく

何かのきっかけで Julieを観たいと思った

そんな若い女子に Julieのどこが好きなの?

って聴かなくても

わかるような気がした静岡ライヴだった

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