ひとの気持も移ろって
Julieと同じ空間にいて
あの日を経験して
それから数か月後に
被災地に寄り添う気持ちの
Prayの文字ついた黄色い輪っかをつけて
Julieの思いと一緒に
祈りの気持ちでスタートして
それから2年後に
自分の生まれ故郷にも足を運んで
被災したひとに話を聴きながら
津波が襲った街並みを 歩いて
昨年は仲間を誘って再び足を運んで
今年はライヴとは繋げないで
行く計画もたてたり
風評被害で
観光客の足が遠のいた街並みも散歩したけれど
同じところに住んでいても
それぞれ
おかれた環境も違って
被災地と ひとつにくくれない
それぞれ違った難しい問題がたくさんあって
TVや新聞で報道されない
問題もいっぱいあって
遠くにいて
風評被害の加害者にはならないように
昨年あたりから
Julieの思いは
被災地に優しく寄り添う気持ちから
ある方向にカゲキにかたよってきて
黄色い輪っかの意味合いが違ってきて
Prayの気持ちは どこへ?
曲名を知ったときに
あれこれ想像していたけれど
4曲目は
Prayの文字がついても
私の思いとは意味合いが違って
今までも
Julieが発信することに
なんでもOKではなかったけれど
Julieが常々言っていたこと
ひとは それぞれ個々の考えがあっていいわけで
拳を振り上げるような濁声で
分別ある大人が使わない
ひとを傷つけるような歌詞に
カッコイイと思えるひとがいてもいいけれど
勝手な個人の感想としては
そういう言葉をJulieには使ってほしくなかった
今回のCDは自分の感性が拒絶して
5年つづけて腕につけていた黄色い輪っかも
意味合いがづれてきたので
被災地への思いは個々で繋げていくことにしよう
Julieの好きな歌で構成される夏からのツアー
自分の好きな歌がセットリストに混ざっていたら嬉しいけれど
50年も歌い続けているJulieには
素敵なカッコイイ歌が
歌いきれないくらいたくさんあるから
手元にあるJulieの素敵な歌声を聴きながら 夏を待つことにしよう