
ステージの縁に立って Julieの気分にもなったり
最前列のひとの気分にもなったり
したことあるけれど
あのときは
ステージに立つJulieと 客席にいる自分が
同じ空間で 3.11の出来事を体験することに
なるなんて 思いもよらなかったけど
渋谷2DAYS二日目に
2階席の後方から ステージのJulieの足元をみつめていたら
おしゃべりしながら
ステージの縁のほうまで ずんずん進み
着席していた最前列のひとたちのほうへ 歩を進めるJulieの靴だった
ずいぶん前には
2階席からステージをみつめると
Julieのためだけのしるしは センターの立ち位置と
ステージ縁の真ん中と 左右にひとつづつ
そんな印を 2階席から みつめていたけれど
いつのころからか
ステージの縁は ここが真ん中のしるしだけになって
最近 増えた印は
テープを貼ったスタッフの言葉?
沢田さん ここがステージの縁ですからね
落ちないように 下手の端っこから 上手の端っこまで
白いテープ貼っておきますからね
って
Julieからも
白いテープのこと 説明がありました
歳を重ねて だんだん視野が狭くなってきたので
スタッフがステージの縁に白いテープを貼ってくれているんだって
引っ込んでる目じゃなくて、飛びだしてる目なので
ここまで(ずんずんとステージの縁あたりまで歩くJulie)きても 見えるって
Julieが ずんずん迫ってきた 最前列のひと ドキドキだった?
着席鑑賞のひとたちだったから
そんなJulieを ずいぶん見上げなくちゃだったかしらね
いつだったか
逆のバージョンもあったっけ
Julieが 何を思ったか
ステージに ごろんと横になって肘をついて 一休みの図
スタンディングして
Julieのおしゃべり聴いていたから
見上げなくっても Julieの飛びだしてる目が
すぐそこに
なぁんて 思い出は 遥か彼方の遠い時間だっけ