札幌に行って 仙台には行かず 名古屋に行ったJulie愛好家
かしまし娘経由で
札幌のことを聴いたあとの仙台ライヴ
名古屋のこと
ようやくかしまし娘経由で
電話であれこれ
フェスで銀色の雫の終着点を
教えてくれたJulie
って
神戸では捻りの効いた背中 2階席から感じとり
仙台では
銀色の雫で濡れたシャツの
捻りを効かした背中に あれこれ感じ
仙台では
真っ直ぐに向いて シャツのボタン
電話の声は
第四まで外していたんじゃない
いつもより多目に
白い肌が見えたわ
って
だから
肌蹴すぎちゃってと ボタンを留めたのね
名古屋では
ちょっと待っての時間に
ひとりつっこみしていたそう
こんなに肌蹴てたら
風邪をひくね
って
ボタンをひとつ留めたんだって
名古屋に行ったかしまし娘
こんなに拡大のJulieだったか わからないけど
胸元に輪っかが見えたんだって
光るネックレスじゃなく
ブルーの輪っかみたいなのつけていたんだって
健康磁気ネックレスなのかしらね
って
電話の向こうで
輪っかつけてるスポーツ選手いるけど
調べたら
磁気が血中のヘモグロビン鉄に働きかけて
血行がよくなるらしい
血のめぐりがよくなると
筋肉に十分な酸素が届くので
疲れがとれるらしい
Julieがね
自分で見てみたい写真集がある
って
「水の皮膚」のこと
真ん中にいるのはボクだけど
あの頃は
脱いでもすごかったけど
今は
恥ずかしいボクらしい
あれは もう自分じゃないって
あと追いで
Julieの魅力に気がついたひと
31歳のころのJulieに 会ってみたい?
手元に金色の表紙がなかったら
どっかの図書館においてあるかも
ずいぶん前に
ときめきが色あせて
しおどきなんて
つぶやいたら
「水の皮膚」持っていないJulie家
譲り受けるわ
って
金色のページから
36年経って
67歳になったJulieだけど
あれはボクじゃないって
つぶやくJulieだけど
風邪ひいて 熱っぽくたって
金色のページが蘇るような
パフォーマンスをしてくれるJulieだから
もうしばらく
金色の表紙の中にいる
今のボクじゃないボク
抱きしめていようかな