松戸ライヴ 三階だったり1階後方だったり
段々の席は
Julieの足元まで見えて見晴らしいいけれど
段々じゃないところ
予想していたとおり
森林にうもれて
前列の背中と背中のスリットから覗くJulieだった
足元は森林にかくれんぼだけれど
それでも
白いお髭と
白魚指先は スリットから ぎりぎりセーフ
斜めな感じで歌うときは
カーブラインもぎりぎりセーフ
視界の隙間が細い分
程よい距離の分
Julieもほっそり見えて
あっち向いて
そっち向いて
こっち向いて
上層階向いて
いろんな順番で
いろんな方向に
顔魅せしつつ歌うJulie
足元は見えないけれど
ボールを投げるような格好で
客席に届ける白魚指先
朱色のジャケットの胸ぽっけあたりに
添える指先もみつめ
2階席からダイヴしたような席
視界良好でもないけれど
見える部分は 自分の視力ぶんだけ
Julieの笑顔みつめつつ
心の中は
ハズレの土砂降りだから
きのうの川越ライヴで
ボクはいじわるさ
って
言ってたとき
どんな表情だったんだろ
なんて
笑顔の表情を
素直に受け止めたらいいのに
持って生まれた想像力がついつい
笑顔の向こう側を スケルトンで読み解いたり
きのう
白魚指先が 額にいたけれど
額に
外してごめん
って
文字でも 書いてくれたらよかったけれど
笑顔の表情は
あれこれ 自分の好きなように読み解け
って
ことだった?
♪な~みだ色した
ふ~た~りの思い出マイム
きのう
スタンディング禁止の席で
流した大粒の涙も
ひっくるめて
松戸ライヴの思い出にしておこう
日々 おこる出来事
好き勝手に読み取って