もうじき古希が迎えにくるというのに
中学生の頃の時間さんぽなどして
(詩を朗読したあと)
どうだった?やっぱり恥ずかしいな
僕ね、ひとりぼっちが好き
夜になるとステレオ聴きながらいろんなこと考えたり
ひとりぼっちはさみしいものじゃない
楽しいときのほうが多い
そんなときに詩を書いたりする
君は何色が好き?
僕はピンクが好き
どうしてかって?
甘くて嬉しい色だもの
この部屋、可愛くてほんとに素敵だね
もうこんな時間
今度は僕の部屋に招待しようかな
どうしようかな
(思わせぶりなジュリー)
じゃ、おやすみなさい
おやすみ
(ドアを閉めて星のプリンスは帰っていきました)
古希まじかになって久しぶりに
赤いソノシートに針を落として
内容がちっとも記憶されていないのは
生のジュリーが一番だったのかしらね
三人でお茶のつづきもあと少しだけれど
きょうは気分も快調だから
よんだいめパソコンのあれこれもしなくちゃ