
道端に咲く仏の座(ホトケノザ)
足元にちっちゃく雑草だけれど
見たい!と思ってみつめると
なんとも
不思議なパープルの世界が広がって
20代後半のJulieの歌声
なんで
あんなに
切ない心の叫びが
シャウトが
できたんだろう
なんて思いながら
魔界に誘われた夜更け
ちっちゃなパープルに詰め込んだ
サリー&シローのトラ70619を
聴いて
久々に
早めに
眠りについて
すやすやしてたら
遠くのほうで
Julieのシャウトが聴こえて
Julieのシャウトに
絡み合う響きは
堯之さんのギター
サリーのベース
大野さんのキーボードに
20代で
あんな素晴らしい音を
楽しめていた時代だったのね
って
懐かしの時間さんぽもして
LP盤の♪やすらぎを求めて
(岸部修三:作詞 沢田研二:作曲 PYG:編曲)
ギターの細やかな響きに
重低音のベースの響きに
キーボードの響きが重なって
楽器の響きの中に
Julieのシャウトが
ずいぶん 本領発揮して
シャウト好きには たまらない楽曲
そういえば
音楽劇で
雪駄に 着流しで
歌ってるJulieだけれど
海老名で
シャウトもまぜて歌っていたっけ
今さらだけど
Julieの歌声が誘ってくれる
9分57秒の魔界の音の世界
楽器の音とからむ
沢田研二が
一番好きだと
実感した夜更けだった